第13回民俗音楽研究会のご案内

第13回民俗音楽研究会 -追悼・藤井知昭の研究を継承するー

日本民俗音楽学会第13回研究会では、昨年3月に逝去された藤井知昭先生を追悼する研究会を開催いたします。
藤井先生は、音楽人類学、比較音楽学、民族音楽学のさまざまな分野において、学術面のみならず、実務面、運営面など、多面的な貢献と業績を遺されました。
そこで今回の研究会には、学会関係者だけでなく、共同調査メンバーなど各方面から参加者にお集まりいただき、親交に係るエピソード、共同研究・調査を通しての姿を織り交ぜながら、藤井先生のご研究の全体像を知る機会としたいと考えます。それを受けて、次の世代に藤井先生のお仕事をどのように考え、また継承できるかを議論します。
研究会終了後には懇親会を開催いたします。皆さまのご参集をお待ちしております。 (調査・研究委員会)

日時

  • 日程:2024(令和6)年 9月14日(土)
  • 時間:13:30から17:10
  • ※研究会の後、懇親会を予定(17:30から19:00)

場所

  • 国立民族学博物館 第3セミナー室(大阪府吹田市千里万博公園10-1)
    およびZoomによるオンライン会議室

主催

  • 日本民俗音楽学会

共催

  • 国立民族学博物館

研究会スケジュール

  • 13:30~【開会挨拶】岩井 正浩(日本民俗音楽学会会長) 
  • 13:40~
    黒田 清子「民博・中部高等学術研究所における共同研究会とその成果ー国際文化研究所作成データベースから」
    馬場 雄司(京都文教大学、非会員)「科研費による『東西音楽交流学術調査』の内容と成果」
    (休憩10分)
  • 14:50~
    星野 紘「文化庁芸術祭などにおける海外民俗音楽(藝能)の解説紹介」
    南 真木人(国立民族学博物館、非会員)「バトゥレチョール再訪とデータベース『ネパールのサーランギ音楽』」
    (休憩15分)
  • 16:05~【討論】コメンテーター:福岡 正太
    全体ディスカッション
  • 17:05~【閉会挨拶】金城 厚(日本民俗音楽学会副会長)
    (17:10 閉会)
  • 懇親会:17:30~ 於:森の洋食グリルみんぱく(終了予定時刻:19時頃)

参加申込

  • ハイブリッド方式による準備の都合上、次のURLまたは下のQRコードよりお申し込みをお願いいたします。
    (※会員以外の方も歓迎いたします)

※9月10日までに対面での参加を申し込まれた方は、公園通行証のPDFファイルをメールでお送りいたします。
プリントアウトして公園入り口でご提示ください。(通行証をお持ちでない場合は、入園料260円が必要となります)
※オンライン参加を申し込まれた方は、開催3日前を目途に接続URLをメールでお送りいたします。
※午前中に展示の見学を希望される方は福岡(fukuoka@minpaku.ac.jp)までご連絡ください。

参加費

  • 無料
    ※懇親会費 5,500円(会員・非会員とも)

会場案内

  • 国立民族学博物館 第3セミナー室(本館正面入り口から入り、2階に上がってください)
  • 国立民族学博物館へのアクセスは以下の通りです。
    ・大阪モノレール「万博記念公園駅」から徒歩。
    ・阪急京都線「茨木市駅」もしくはJR京都線「茨木駅」から近鉄バス《阪大病院、美穂が丘行き》24・25系統「日本庭園前」から徒歩。
    ・タクシー利用の場合は万博記念公園日本庭園前駐車場「日本庭園前ゲート」で降車。
  • 詳しくはみんぱくウェブサイト(https://www.minpaku.ac.jp/information/access)を参照ください。

問い合わせ先

  • 日本民俗音楽学会 調査・研究委員長 北見 真智子
    E-mail:m.kitami[at]daion.ac.jp ※送信の際は[at]を@に変えてください

第37回出雲大会のご案内

ご挨拶

幣立つる ここも高天の原なれば 集まり給へや 四方の神々

出雲の神在月には、八百万の神さまが稲佐の浜より出雲(いずも)大社(おおやしろ)に集い、縁結びの会議をされて、その後、神立(かんだち)の万九千神社より神等去(からさ)出(で)神事によってお立ちになられるといわれています。この神在月の間は、神さまがおられるので歌舞音曲は控えて静かにしていなければならないのだと、いつも出雲の人々はあたりまえのようにおっしゃいます。

一方、出雲國二ノ宮佐太神社では、神在月にはすべての神々の母であるイザナミノミコトの法事とお墓参りのために八百万の神々が集うとされており、神社の境内にはイザナミのお墓があります。そして母イザナミを偲び過ごされた神々が、社の裏手の神(かん)ノ目(のめ)山より神等去(からさ)出(で)神事によってお立ちになります。

このように古代神話とその神々がいまも生き生きと息づく出雲。そこにはまた、神々に捧げる豊かで美しい神楽が今も人々とともにあります。

日本民俗音楽学会第37回出雲大会では、この出雲神楽の在りようを、みなさまとともに学びたいと願っております。本学会顧問小島美子先生の基調講演「神います出雲の神楽」、民俗芸能公演では佐太神社「佐陀神能」、シンポジウムでは出雲神楽の実際、佐陀神能の成立とその影響、神事舞「七座」の意味、そして佐陀神能によって整えられる以前の出雲の神楽と神事舞の在りよう、そもそもの神楽の源流などを民俗音楽学的にも探る機会となればと計画をすすめております。

会員のみなさまはもとより、学会外の研究者、ご友人、各地の文化財保存や民俗芸能継承に関わるお仲間も一般参加としてお誘いいただき、実りある大会となりますよう、みなさまのお助力とご参加をお待ちしております。
(大会実行委員長 上西律子)

日時

2024年12月14日(土)・15日(日)

会場

松江市(鹿島文化ホール、松江テルサ)

主催

日本民俗音楽学会

内容

大会テーマ

「神います出雲の神楽」

大会スケジュール

研究発表の申込みについて

締切:7月23日(火)必着(以下の①から⑤を明記の上、E-mailまたは郵送にて)
①氏名 ②連絡先 ③発表タイトル ④要旨(200字程度) ⑤使用機器
・発表時間は、30分(発表20分、質疑・移動時間を含む)
・8月上旬に開催予定の大会実行委員会及び運営理事会にて審査あり
申し込み先:磯田 三津子
E-mailの場合:isoda@mail.saitama-u.ac.jp
郵送の場合:〒338-8570 さいたま市桜区下大久保255 埼玉大学 教育学部 磯田三津子研究室 気付
※返信等がない場合は、お手数ですが再度ご連絡下さい。
※なお、研究発表は会員に限られますので、非会員で発表をご希望の場合は入会が必要となります。

大会費など

後日、第二次案内(8月予定)でご案内します

問い合わせ先

大会事務局長:藤原宏夫(大会の内容、スケジュール等) 
E-mail:h-fujihara@izm.ed.jp
大会庶務:権藤敦子(宿泊、交通等) 
E-mail:gondoat@hiroshima-u.ac.jp