ご挨拶
本学会では、民俗音楽研究のさらなる発展のために、平成23年度より大会・研究会とは独立した研究例会を実施しております。今年度で5回目の開催となります。今回は、民俗音楽の研究や教材化などについての個人発表に加え、日本の民謡をどのように捉えるかについて《伊勢音頭》を事例としたレクチャーも行います。民謡についての研究を深めるとともに郷土の音楽を教育現場でどのように扱っていったらよいか、といった点からも研究を深めていきます。聴講は自由(無料)となっていますので、お誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。
日時
- 日程:平成28年2月27日(土)
- 時間:13:30から17:30(予定)
会場
- 国立音楽大学(〒190-0004 東京都立川市柏町5−5−1)
- ◎6号館大講義室
例会スケジュール
13:30 – 13:40 開会挨拶
<第1部>研究発表
13:40 – 14:05 研究発表1 茅原徳美
14:05 – 14:30 研究発表2 山本真弓
14:30 – 14:55 研究発表3 関口知誠
14:55 – 15:20 研究発表4 矢澤 剛
15:20 – 15:45 研究発表5 河瀬彰宏
15:45 – 16:00 休憩
<第2部>情報提供
16:00 – 16:25 小野寺節子
<第3部>ディスカッション
16:25 – 17:20 全体討議
16:20 – 17:30 閉会挨拶
<第1部>研究発表 (各発表20分+質疑5分)
- 「郷土の伝統音楽に意欲的に取り組むための指導の工夫―亀田甚句を通して」(茅原徳美・国立音楽大学)
- 「大阪府河内長野に伝わる郷土の民謡《切り音頭》とその教材化について」(山本 真弓・大阪府河内長野市立長野中学校)
- 「人形芝居はいかにして資源になったかー群馬県利根郡沼田市沼須人形芝居を事例にー」(関口知誠・神奈川大学)
- 「「地域の民謡」の教材性を生かした「音楽科の学び」~新津松坂を用いて~」(矢澤剛・新潟大学大学院教育学研究科)
- 「西海道の旋律の計量分析」(河瀬彰宏・国立国語研究所)
<第2部>情報提供
- 「民謡のとらえ方と展開〜伊勢音頭を例に〜(仮)」(小野寺節子)
<第3部>ディスカッション
- 第1部、第2部を踏まえて、参加者全員による討議
会場案内
参加費
無料
その他
会場ではDVD,CD,VHSテープの再生,OHP,プロジェクターが使用可能です.
発表申込先・お問い合わせ先
- 日本民俗音楽学会・事務局
- E-mail:info@s-jfm.org