カテゴリー別アーカイブ: 大会

第36回東京大会のご案内(第二次案内)

ご挨拶

 東京音楽大学の池袋キャンパスは、池袋駅東口から歩いて15分ほどの住宅地にあり、すぐ側には雑司が谷・鬼子母神堂があります。同じ池袋から西へ電車でひと駅行った東京都豊島区長崎に、三匹獅子舞が伝わっています。今大会で長崎獅子舞に注目するのは、若い世代が積極的に伝承に関わっているからです。
 若者が獅子舞をリードするようになったのは、何年も前からの積み重ねがありました。長崎獅子舞の地元の小学校では、学年に応じてさまざまな獅子舞との関わり方が恒例となっています。そして、学校を終えたあとの区立施設での自由な獅子舞体験があり、夜には大人も加わった保存会の練習活動に参加する中高生もいます。
 このような体制はどのように出来上がったのでしょうか。今回の大会は、民俗芸能伝承と学校教育の関わりについて、長年の研究を積み重ねてこられた伊野義博会員による基調講演を踏まえ、シンポジウムでは、長崎獅子舞を伝承し育ててきた保存会や教育委員会の関係者から、具体的な苦労についての話を伺い、学校教育と社会教育が連携することで獅子舞の地域環境を作り上げてきた、その経験を学びたいと思います。
 東京音楽大学は、私学としては日本最初の音楽学校でもありますが、近年は大学院に「多文化音楽研究領域」を設置し、来春からは学部でも日本やアジア音楽の研究を学ぶことのできる専攻を開設することになっています。この機会に、地域の民俗芸能と関わりながら学生を育てる新しい音楽大学としての試みについて、共に考えていただければ幸甚です。(大会実行委員長 金城 厚)

日時

2023年12月9日(土)・10日(日)

会場

東京音楽大学 池袋キャンパスA館
(〒171-0022 東京都豊島区南池袋3丁目4番5号)
※本大会は、現地会場である東京音楽大学とZoomによる配信を併用したハイブリッド形式にて開催いたします。ただし、昨年と異なり、「民俗芸能公演」「交流会」のWEB配信はいたしません。会員の皆様におかれましては、開催に向けてどうかご理解ならびにご協力をお願い申し上げます。

主催

日本民俗音楽学会

大会スケジュール

諸般の事情により、大会第1日目の開会時刻を13:00から【13:30】へととさせていただきます。
プログラムは順次時間を後ろ倒ししますが、終了時刻は事前にお知らせした18:30となるようにいたします。
ご参加予定のみなさまにはご迷惑をおかけすることとなりお詫び申し上げます。

[第1日]12月09日(土)
受付開始   12:30〜
開会挨拶   13:00〜←こちらを13:30に変更
基調講演   13:15〜14:00
シンポジウム 14:10〜16:00
総会     16:10〜17:20
交流会    17:30〜18:30

[第2日]12月10日(日)
受付開始   9:30〜
研究発表   9:30〜12:20 
昼食     12:20〜13:40
民俗芸能公演 13:40〜15:30
閉会挨拶   15:30〜15:45

内容

大会テーマ

「学校教育・社会教育と民俗芸能」

基調講演

「民俗芸能と学校・社会〜多様な場・モノ・コトをつなげる」
伊野義博

シンポジウム

「学校教育・社会教育と民俗芸能」
シンポジスト :喜多山哲延 長崎獅子連会長・非会員
        伊藤暢直 豊島区教育委員会文化財係・非会員
        馮陳玥兒「ジャンプながさきの活動」
コメンテーター:加藤富美子
司     会:金城厚

民俗芸能公演

「豊島区長崎獅子舞」(長崎獅子連)

研究発表

交流会

大会費など

参加申し込みについて

  • 会員の方は二次案内に同封の葉書からもお申し込みいただけます。
  • 大会に参加される方は、下記の申込フォームにご回答ください。

    大会申込フォーム及びQRコード
  • 大会参加と欠席される場合の総会委任状を兼ねていますため、出欠にかかわらず必ずご投函もしくはご提出くださいますようお願い申し上げます。
  • 参加申し込みの締切は11月18日(土)必着です。
    -「ZOOM配信」でご参加の方は、開催3日前を目途に接続URLをメールでお送り申し上げます。
  • 大会プログラム、総会資料、関連配布資料については、印刷したものを事前にお送りいたします。

大会参加費

  • 会員(11/27までの事前振込):3,500円
  • 会員(当日):4,000円
  • 一般:4,000円
  • 学部生(各日):1,000円
  • 第2日目昼食(事前申込):1,000円


※払込についてのご注意
・上記の費用以外(年会費等)を払い込まないでください。(年会費払込の口座とは別です)
・事前振込期間(11/27まで)を過ぎてお支払いされる場合、まず会計担当にご連絡ください。
会計担当:小出英樹 perseids1991@gmail.com

その他

  • 実行委員会では宿泊の斡旋はしません。各自でご予約ください。

問い合わせ先

  • 大会実行副委員長(伊野義博)
  • inoinoino@muc.biglobe.ne.jp
  • 大会事務局長(馮陳玥兒)
  • tsukiko0722@gmail.com

会場案内

  • [◎東京音楽大学 池袋キャンパス]

第35回鎌倉大会のご案内(第二次案内)

ご挨拶

 鶴岡八幡宮は鎌倉幕府滅亡後も武士の守り神として各地に祀られてきました。室町時代には関東管領が、また江戸時代には幕府の直轄地として代官所が置かれましたが、都市としてはさびれていました。再び鎌倉が活気を取り戻すのは明治22年横須賀線が、また同35年に通称江ノ電の敷設を契機に、東京との距離が短縮され、気候風土に恵まれた別荘地として急速に発展してからです。特に第二次大戦後に一般住宅向けの宅地造成が進み、宅地化から古都を守るために昭和44年に奈良・京都と共に古都保存法を成立させています。これには、鎌倉を愛して居を構えた多くの文人・学者・芸術家ら文化人の協力がありました。鎌倉の住人は鶴岡八幡宮をはじめ多くの寺社で行われている儀式や行事を良く理解し、行事に参加しながら歴史を振り返りつつ自己の生活を楽しんでおります。
 今大会の第1日目は小島美子先生の特別講演に続き、シンポジウムにつながります。シンポジウムでは、鎌倉時代から現代まで継承されている雅楽・木遣・湯立神楽(職掌神楽)を取り上げます。当時は寺社の法会などの後に楽舞を行う習慣があり、京からの楽師の指導により鶴岡楽所が成立します。鶴岡楽所は後に奈良・京都の楽所と共に紅葉山楽所へつながります。その流れを汲む「境川楽所」をお招きして雅楽の公演をしていただきます。引き続き横浜市金沢区の瀬戸神社宮司をお迎えします。瀬戸神社は源頼朝が鎌倉の背後の防衛地として三島明神を勧請した由緒ある神社です。國學院大學で教鞭を取っておられた佐野和史宮司から、湯立に至る神楽の舞・採物・楽の歴史の中での変化について伺い、また相模一宮寒川神社から藤沢白旗神社に来られた鈴木大次宮司による実演を通して探ってみたいと思います。2日目は研究発表に充てられていますので奮ってご参加ください。(大会実行委員長 城所 惠子)

日時

2022年12月3日(土)・4日(日)

会場

鎌倉女子大学 大船キャンパス 図書館棟 視聴覚ホール・教室等2-B教室
(〒247-8512 神奈川県鎌倉市大船6丁目1番3号)
※本大会は、現地会場である鎌倉女子大学と「WEB配信」を併用したハイブリッド形式にて開催いたします。今後の感染拡大状況によっては変更の生じる可能性がございますので、あらかじめご了承ください。通信環境が許せば、オンラインでのご参加をお勧め申し上げます。会員の皆様におかれましては、開催に向けてどうかご理解ならびにご協力をお願い申し上げます。

主催

日本民俗音楽学会

大会スケジュール


 

内容

大会テーマ

「鎌倉の音楽文化 -民俗音楽の視点から-」

特別講演

「まつりをする人々の思いと
  その地域の世界、歴史を考える」
小島美子(顧問)

シンポジウム

「鎌倉の音楽文化 -民俗音楽の視点から-」
シンポジスト:佐野 和史(横浜市金沢区瀬戸神社宮司、非会員)
  鈴木 大次(藤沢市白旗神社宮司、非会員)
  城所 惠子(神奈川県民俗芸能保存協会)
司 会:木内 靖

民俗芸能公演

「鎌倉と雅楽について」(解説:寺田真由美)
「雅楽(管絃)」(藤沢雅楽協会)

研究発表

交流会

大会費など

参加申し込みについて

  • 会員の方は二次案内に同封の葉書からもお申し込みいただけます。
  • 大会に参加される方は、下記の申込フォームにご回答ください。
  • 大会参加と欠席される場合の総会委任状を兼ねていますため、出欠にかかわらず必ずご投函もしくはご提出くださいますようお願い申し上げます。
  • 参加申し込みの締切は11月10日(木)必着です。
  • 現地会場における密や接触を避けるため、可能な限り事前参加申し込みをお願いいたします。
  • 「WEB配信」でご参加の方は、開催3日前を目途に接続URLをメールでお送り申し上げます。
  • 大会プログラム、総会資料、関連配布資料については、印刷したものを事前にお送りいたします。

大会参加費

  • 会員(11/18までの事前振込):4,000円
  • 会員(当日):4,500円
  • 一般1日:3,000円
  • 一般2日:5,000円
  • 学部生(各日):1,000円
  • 第2日目昼食(事前申込):1,080円

<ゆうちょ銀行からお振込みの場合> 
口座番号:00100-6-421759  加入者名:岡部 芳広
<ゆうちょ銀行以外の金融機関からお振込みの場合>
   銀行名:ゆうちょ銀行,店名:〇一九 店(ゼロイチキユウ店),店番:019
   預金種目:当座,口座番号:0421759,加入者名:岡部 芳広(オカベ ヨシヒロ)
※払込についてのご注意
・上記の費用以外(年会費等)を払い込まないでください。(年会費払込の口座とは別です)
・事前振込期間(11/18まで)を過ぎてお支払いされる場合、まず会計担当にご連絡ください。
会計担当:岡部芳広 y-okabe@star.sagami-wu.ac.jp 080-4056-4416

その他

  • 実行委員会では宿泊の斡旋はしません。各自でご予約ください。
  • 現地開催における新型コロナウイルス感染症感染対策として、次の点に留意して開催いたします。
  • ご来場にあたり、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。
     ☑全ての参加者、運営スタッフ、関係者へマスク着用を徹底。
     ☑講演会場での着席は、原則、前後左右 1 席ずつ間隔を空ける。
     ☑講演会場の換気徹底。
     ☑講演会場内のマイクなど不特定多数が接する備品の消毒。
     ☑手指消毒剤、検温機の設置。

問い合わせ先

  • 大会事務局長(田村にしき)
  • tamura@kamakura-u.ac.jp

会場案内

  • [◎鎌倉女子大学]

第35回鎌倉大会のご案内

ご挨拶

鎌倉の地名は観光地として広く知られています。特に東日本の皆様は義経伝説・民謡の冒頭に 〽鎌倉の…で謡い始める数多くの民謡を通して鎌倉を知っていました。1192(鎌倉幕府成立)を覚えた方もおられるでしょう。

鎌倉の地は三方を山に囲まれ、南に相模湾を望む防衛の地でした。源頼朝がこの地を選び、関東の野武士たちをまとめるために作られた鎌倉街道は、逆に鎌倉の文化を東日本に運ぶ道にもなりました。少年時代まで京都で育った頼朝は血気盛んな武士たちに教養を身に着けさせるために京に学ばせ、京都の文化を鎌倉に根付かせてきました。

その文化の発信地として石清水八幡宮を勧請して作られた鶴岡八幡宮は、仏教が主導の時代でしたから鶴岡八幡宮寺であり、京から下向してきた僧侶たちが司っていました。ここで特筆すべきは石清水八幡宮に倣って毎年行われる放生会に流鏑馬を取り入れたことです。そのほか宮中で行われている行事を取り入れるなど武家文化の基礎を築き上げました。

今回の大会テーマ「鎌倉の音楽文化」を元に、現代まで継承されている湯立の神楽(通称鎌倉神楽)を取り上げ、湯立に導く神事舞の舞と楽との関係を学びたいと考えています。

会場校の鎌倉女子大学は、鎌倉市の山の外に位置する大船にあり、鎌倉市に編入されるまでは横浜市の一部でした。それでも昭和の頃には鎌倉の仕事唄を聴いております。その後松竹映画の撮影所が出来るなど発展をとげて現在に至っています。鎌倉女子大学は保育・児童教育を専門としておられ、未来の子ども達を育てる教育が専門と聞いております。この機会に音楽教育専門の会員の方々には新しい学びに接していただきたいと思っております。(大会実行委員長 城所 惠子)

日時

2022年12月3日(土)・4日(日)

会場

鎌倉女子大学 大船キャンパス 図書館棟 視聴覚ホール

主催

日本民俗音楽学会

内容

大会テーマ

「鎌倉の音楽文化」

研究発表の申込みについて(締切延長しました!)

締切:9月6日(火)必着(以下の①から⑤を明記の上、E-mailまたは郵送にて)
①氏名 ②連絡先 ③発表タイトル ④要旨(200字程度) ⑤使用機器
・発表時間は、30分(発表、質疑を含む)
・9月上旬に開催予定の大会実行委員会及び運営理事会にて審査あり
申し込み先:河瀬 彰宏 E-mailの場合:kawase@dh.doshisha.ac.jp
郵送の場合:〒610-0394 京田辺市多々羅都谷1-3-MK706 河瀬彰宏宛
※返信等がない場合は、お手数ですが再度ご連絡下さい。

大会費・懇親会費など

後日ご案内

問い合わせ先

  • 大会事務局長(田村にしき)
  • tamura@kamakura-u.ac.jp

会場案内

  • [◎鎌倉女子大学]

第34回京都大会のご案内(第二次案内)

ご挨拶

 コロナ禍で一年延期となっていた日本民俗音楽学会京都大会が来る12月4日(土)、5日(日)同志社大学で開催されます。同大学今出川校地は緑の樹木に囲まれた御所の脇で平安京から江戸時代末までの古都の香りが残っています。
 京都は、盆地の市街域には祇園祭りや葵祭りなど著名な祭礼行事が伝承されていて、南部の奈良県境は古風な田遊び儀礼があり、北部の山地から丹波丹後方面にかけて中世風面影が残る風流の囃子や歌、踊りが登場する祭り行事が点在するなど民俗音楽伝承豊かな地です。その上当地では民俗的な歌や踊り(楽器演奏)の調査研究が活発に展開されて来ており、ことに風流の芸能について、周辺県の伝承との比較考察が積極的に展開され全国に先駆けての成果が挙げられています。
 もっとも当地においても経済社会的変貌の中これら貴重な無形文化遺産の持続継承は難しくなっており、少子高齢化人口動態の急変も深刻です。祇園祭り山鉾町住民が払底する中での人員調達のこと、子どもたちへの伝統の技の積極的継承など関係団体の苦労話が漏れ聞こえて来ます。
 本大会が、会員各位が京都での先進的な民俗音楽研究の成果や民俗音楽伝承の未来への継承実践経験に耳を傾け、夫々にとって有益な糧が得られますことを願い、今回の研究テーマを設定しました。
 <大会開催方式の変更>
過日配布の第一次案内後に下記記載のように具体的なプログラム内容が確定いたしました。ただしご承知のように新型コロナの感染状況の先行きが不透明の中、開催実施方法を「会場開催」(対面方式)と「WEB配信」(オンライン方式)の併用で行います。参加希望者各位におかれては都合のよい方法を選択いただいたうえで、多くの方々が申し込まれますことを希望いたします。(大会実行委員長 星野紘)

日時

令和3年12月4日(土)・5日(日)

会場

同志社大学 今出川校地(新町キャンパス)尋真館3階※第一次案内から変更しています
(〒602-0023 京都府京都市上京区新町通今出川上ル近衛殿表町159-1)

※本大会は、現地会場である同志社大学と「WEB配信」を併用したハイブリッド形式にて開催することにいたしました。今後の感染拡大状況によっては変更の生じる可能性がございますので、あらかじめご了承ください。通信環境が許せば、オンラインでのご参加をお勧め申し上げます。会員の皆様におかれましては、開催に向けてどうかご理解ならびにご協力をお願い申し上げます。

主催

日本民俗音楽学会

大会スケジュール

第1日目 12月4日(土)

12:30 – 受付開始
13:00 – 開会挨拶
13:15 – 基調講演
14:30 – シンポジウム
17:30 – 交流会

第2日目 12月5日(日)

9:00 – 受付開始
9:15 – 研究発表
11:45 – 総会
12:45 – 昼食
14:00 – 民俗芸能公演
15:30 – 閉会挨拶
☆大会スケジュールの時程・内容は、変更される場合があります.

内容

大会テーマ

「民俗音楽継承の未来-京都からつながる、京都につながる-」

基調講演

「祇園囃子の誕生-風流拍子物から山鉾の囃子へ」
講演:植木行宣(非会員)

シンポジウム

「民俗音楽継承の未来-京都からつながる、京都につながる」
コーディネーター:入江宣子
シンポジスト:福持昌之(京都市文化市民局文化財保護課、非会員)
増田 雄(三重県伊賀上野天神祭り囃子伝承者、非会員)
鈴木昌和(南観音山保存会囃子方会相談役、非会員)
梁島章子(時代まつり「室町洛中風俗列」再現担当)

交流会

研究発表

1.現地調査録音テープの公開方法-沖縄民謡データベースから(金城厚・久万田晋)
2.音楽教育における「伝統」観の再考にむけて -ブータンの「ヘリテージ・エデュケーション」カリキュラム共同開発からみえてきたこと(黒田清子・伊野義博・権藤敦子)
3.長崎「くんち」にみる「ぶらぶら節」の継承 -昭和初期に長崎の芸妓によって発売されたレコードのレパートリー(安原道子)
4.小歌「おかざき」の変遷(加藤いつみ)

民俗芸能公演

<第一部>京都こども六斎教室の活動について(解説:藤田加代)
<第二部>「中堂寺六斎念仏」(京都中堂寺六斎会)

大会費・懇親会費など

参加申し込みフォーム

  • 以下の申込フォームをクリックしていただくか、QRコードから申込フォームでお申込みください。
  • 大会参加と欠席される場合の総会委任状を兼ねていますため、出欠に関わらず必ずご提出ください。
  • 大会に参加される方は、下記の申込フォームはご回答ください(11/13追記)。
    こちら→申込フォーム

大会参加費

  • 会員(振込期限:11/19金曜日):3,500円
  • 会員(当日):4,000円
  • 一般1日:2,500円
  • 一般2日:5,000円
  • 学部生1日:1,000円
  • 学部生2日:2,000円

2日目昼食

1,000円 昼食の受付は終了しました。

その他

  • 実行委員会では宿泊の斡旋はしません。各自でご予約ください。
  • 現地開催における新型コロナウイルス感染症感染対策として、次の点に留意して開催いたします。
  • ご来場にあたり、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。
     ☑全ての参加者、運営スタッフ、関係者へマスク着用を徹底。
     ☑講演会場での着席は、原則、前後左右 1 席ずつ間隔を空ける。
     ☑講演会場の換気徹底。
     ☑講演会場内のマイクなど不特定多数が接する備品の消毒。
     ☑手指消毒剤、検温機の設置。
     ☑事前参加申し込みの推奨。
     ☑新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)のインストール推奨。

問い合わせ先

  • 大会事務局長(河瀬)
  • E-mail:kawase@dh.doshisha.ac.jp

会場案内

第34回京都大会のご案内

ご挨拶

コロナ禍で一年延期となっていた日本民俗音楽学会京都大会が来る12月4日(土)、5日(日)同志社大学で開催されます。同大学今出川校地は緑の樹木に囲まれた御所の脇で平安京から江戸時代末までの古都の香りが残っています。

京都は、盆地の市街域には祇園祭りや葵祭りなど著名な祭礼行事が伝承されていて、南部の奈良県境は古風な田遊び儀礼があり、北部の山地から丹波丹後方面にかけて中世風面影が残る風流の囃子や踊りが登場する祭り行事が点在するなど民俗音楽伝承豊かな地です。その上当地では民俗的な歌や踊り(楽器演奏)の調査研究が活発に展開されて来ており、ことに風流の芸能について、周辺府県の伝承との比較考察が積極的に展開され全国に先駆けての成果が挙げられています。

もっとも当地においても経済社会的変貌の中これら貴重な無形文化遺産の持続継承は難しくなっており、少子高齢化人口動態の急変も深刻です。祇園祭り山鉾町住民が払底する中での人員調達のこと、子どもたちへの伝統の技の積極的継承など関係団体の苦労話が漏れ聞こえて来ます。

本大会が、会員各位が京都での先進的な民俗音楽研究の成果や民俗音楽伝承の未来への継承実践経験に耳を傾け、夫々にとって有益な糧が得られますことを願い、今回の研究テーマを設定しました。(大会実行委員長 星野 紘)

日時

2021年12月4日(土)・5日(日)

会場

同志社大学今出川校地

主催

日本民俗音楽学会

内容

大会テーマ

「民俗音楽継承の未来―京都からつながる、京都につながる―」

大会費・懇親会費など

大会参加費

  • 会員(振込):3,500円
  • 会員(当日):4,000円
  • 一般1日:2,500円
  • 一般2日:5,000円
  • 学部生各日:1,000円

交流会費

後日ご案内

2日目昼食

1,000円

問い合わせ先

  • 大会事務局長(河瀬)
  • kawase@dh.doshisha.ac.jp

会場案内

第33回埼玉大会のご案内(第二次案内)

ご挨拶

 日本民俗音楽学会第33回大会は、12月7日(土)・8日(日)に埼玉大学で開催されます。埼玉での開催は1994年の第8回大会以来、25年ぶりとなります。
 「民俗音楽」とは、事典の定義では、基層文化、基層社会の伝承音楽を意味し、雅楽、能楽といった古典音楽、芸術音楽とは対をなします。この基層文化、基層社会の担い手として、かつて民俗学では「常民」がイメージされました。しかし、現在では、常民の範囲が広がって、水田稲作農耕民に限らず、山民、海民、商人、職人など様々な文化的背景をもつ人々が伝承する音楽が、「民俗」音楽として研究の対象となっています。同時に、日本が単一民族国家ではないことも、今では周知の事実です。様々な文化的、歴史的背景をもった人々が、日本の中で暮らしています。
 今回の大会のテーマは「民俗音楽の多様性――常民・在日朝鮮人・華僑華人」とし、在日朝鮮人と華僑華人の研究者をゲストにお招きして、日本における民俗音楽の多様性について考えます。これまで、在日朝鮮人や華僑華人が「自文化」の音楽を行う意味は、自らの母国や民族アイデンティティの表象であり、自らの権利を主張する政治的メッセージであることが指摘されてきました。しかし、在日朝鮮人や華僑華人は、日本に暮らしてすでに100年以上が経っています。100年以上の歳月を経て、彼らの音楽は彼らの「民族音楽」であり続けるとともに、日本の、というより、日本列島という島々に共存する「民俗音楽」としてとらえることができないか、というのが今回の大会の目論見です。さらに、民俗音楽の「民俗」の現在をとらえることで、「常民とは・常民の音楽とは何か」を再考するきっかけとなれば幸いです。(大会実行委員長 島添貴美子)

日時

令和元年年12月7日(土)・8日(日)

会場

埼玉大学教育学部(〒338-8570 埼玉県さいたま市桜区下大久保255)

主催

日本民俗音楽学会

内容

大会テーマ

「民俗音楽の多様性――常民・在日朝鮮人・華僑華人――」

シンポジウム

「民俗音楽の多様性――在日朝鮮人と華僑華人の民俗音楽――」
司会:島添貴美子
シンポジスト:有澤知乃(東京学芸大学)、金 理花(東京外国語大学大学院)、磯田三津子
コメンテーター:岡部芳広

記録映画上映

「月と大綱引き」(1990年/東京シネ・ビデオ制作/監督:大西竹二郎/33分)
協力:公益財団法人 ポーラ伝統文化振興財団
解説:星野 紘

研究発表

  1. 徳島県阿波踊りの周辺(2) 津田の盆踊り(岩井正浩・川内由子)
  2. 兵庫県・但馬地方に伝わる〈ざんざか踊〉の系譜(大渡敏仁)
  3. 旋律分析の方法論(6)—島根県奥飯石神楽の神歌を事例として—(上西律子)
  4. 日本民謡のリズムの分析(河瀬彰宏)

民俗芸能公演

「藤波の餅つき踊り」(埼玉県上尾市藤波/藤波の餅つき踊り保存会)

大会スケジュール

第1日目 12月7日(土)

10:00 – 理事会(A棟213教室)
12:30 – 受付開始(A棟2階-C棟2階入口)
13:00 – シンポジウム(C1教室)
16:00 – 記録映画上映(C1教室)
17:10 – 19:00 懇親会(バル・メリンの森)

第2日目 12月8日(日)

9:00 – 受付開始(A棟2階-C棟2階入口)
9:15 – 研究発表(C1教室)
11:35 – 総会(C1教室)
12:35 – 14:00 昼食(A棟214教室)
14:00 – 15:00 民俗芸能公演(会場未定)
15:00 – 閉会挨拶
☆大会スケジュールの時程・内容は、変更される場合があります.

大会費・懇親会費など

大会参加費

  • 会員(11月29日(金)振込締切):3,500円
  • 会員(当日):4,000円
  • 一般1日:2,500円
  • 一般2日:5,000円
  • 学部生1日:1,000円
  • 学部生2日:2,000円

懇親会費

5,000円

2日目昼食

1,000円

問い合わせ先

  • 大会実行委員会事務局
  • minzokusaitama33@googlegroups.com

二次案内pdf

会場案内

第33回埼玉大会のご案内

ご挨拶

日本民俗音楽学会第33回大会は、12月7日(土)・8日(日)に埼玉大学で開催されます。埼玉での開催は1994年の第8回大会以来、25年ぶりとなります。

「民俗音楽」とは、事典の定義では、基層文化、基層社会の伝承音楽を意味し、雅楽、能楽といった古典音楽、芸術音楽とは対をなします。この基層文化、基層社会の担い手として、かつて民俗学では「常民」がイメージされました。しかし、現在では、常民の範囲が広がって、水田稲作農耕民に限らず、山民、海民、商人、職人など様々な文化的背景をもつ人々が伝承する音楽が、「民俗」音楽として研究の対象となっています。同時に、日本が単一民族国家ではないことも、今では周知の事実です。様々な文化的、歴史的背景をもった人々が、日本の中で暮らしています。

今回の大会のテーマは「民俗音楽の多様性――常民・在日朝鮮人・華僑華人」とし、在日朝鮮人と華僑華人の研究者をゲストにお招きして、日本における民俗音楽の多様性について考えます。これまで、在日朝鮮人や華僑華人が「自文化」の音楽を行う意味は、自らの母国や民族アイデンティティの表象であり、自らの権利を主張する政治的メッセージであることが指摘されてきました。しかし、在日朝鮮人や華僑華人は、日本に暮らしてすでに100年以上が経っています。100年以上の歳月を経て、彼らの音楽は彼らの「民族音楽」であり続けるとともに、日本の、というより、日本列島という島々に共存する「民俗音楽」としてとらえることができないか、というのが今回の大会の目論見です。さらに、民俗音楽の「民俗」の現在をとらえることで、「常民とは・常民の音楽とは何か」を再考するきっかけとなれば幸いです。(大会実行委員長 島添貴美子)

日時

令和元年年12月7日(土)・8日(日)

会場

埼玉大学教育学部(〒338-8570 埼玉県さいたま市桜区下大久保255)

主催

日本民俗音楽学会

内容

大会テーマ

「民俗音楽の多様性――常民・在日朝鮮人・華僑華人――」

大会費・懇親会費など

大会参加費

  • 会員(11月29日(金)振込締切):3,500円
  • 会員(当日):4,000円
  • 一般1日:2,500円
  • 一般2日:5,000円
  • 学部生1日:1,000円
  • 学部生2日:2,000円

懇親会費

5,000円

2日目昼食

1,000円

問い合わせ先

  • 大会実行委員会事務局
  • minzokusaitama33@googlegroups.com

会場案内

第31回宮島大会のご案内

ご挨拶

今年の大会は広島県が担当します。日程は10月7日(土)・8日(日)です。また9日(月・祝日)はオプショナルツアーとして宮島散策を行います。

大会のテーマにつきましては「中国地方の神楽」といたしました。中国地方は神楽が盛んでして、ここ広島県だけ見ましても神楽団は三百近くもあり、とりわけ各地の競演大会は大賑わいです。有名神楽団になりますと正月から年中出演しており、追っかけ現象も見られます。そこで中国地方では神楽は何故に人々を魅了してやまないのか、中国地方の神楽の特徴はどこにあるのか等をシンポジウムでは考えてみます。議論だけではなく、今回は現地体験を盛り込み、7日(土)の夜は廿日市市原に移動して皆様には説教源氏節人形芝居(於廿日市市民俗芸能伝承館[眺楽座])と原神楽(於伊勢神社)を楽しんでいただこうと企画しました。そのためシンポジウムと総会と研究発表は宮島の対岸の宮島口にある宮島コーラルホテルで行い、宿泊も同ホテルの利用をぜひお願いしたいと思います。また宮島散策につきましては千畳閣、厳島神社、宝物館、大聖院、宮島歴史民俗資料館等を巡る予定です。

なお、第2次案内(7月末発送予定)にて、詳細なスケジュールをご案内致します。開催時期が秋の行楽シーズンの三連休と重なりますし、宮島口は宿泊施設が少ないため、宿泊に関しましては早めにお知らせ下さい。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
(大会実行委員長 片桐功)

日時

平成29年10月7日(土)・8日(日)・9日(月・祝日)

会場

宮島コーラルホテル(宮島・安芸)・宮島
(〒739-0411 広島県廿日市市宮島口1-9-8)

主催

日本民俗音楽学会

内容

大会テーマ

「中国地方の神楽」

大会スケジュール(予定)

第1日目 10月7日(土) (宮島コーラルホテル(宮島・安芸))

10:00 – 理事会(宮島)
12:30 – 13:00 受付開始
13:00 – 16:30 基調講演・シンポジウム(宮島)
16:30 – 18:30 懇親会(安芸)
18:30 – 19:00 移動
19:00 – 21:10 説教源氏節(眺楽座)
21:10 – 24:00 原神楽(伊勢神社)

第2日目 10月8日(日) (宮島コーラルホテル(宮島))

9:30 – 10:00 受付
10:00 – 11:00 研究発表(宮島)
11:00 – 12:00 総会(宮島)
12:00 – 13:00 昼食(茶屋わたや)
13:00 – 15:00 研究発表(宮島)

第3日目 10月9日(月・祝日) (宮島コーラルホテル(宮島))

午前中 宮島散策(千畳閣、厳島神社、宝物館、大聖院、宮島歴史民俗資料館等の見学)

研究発表申込み

  • 研究発表を希望する方は、郵便またはE-mailに、(1)氏名(2)連絡先(3)発表タイトル(4)要旨(200字程度)(5)使用機材を明記してお申し込み下さい。
  • 発表時間は、応募人数によりますが、20~30分(質疑、発表、交替時間を含む)です。
  • 申込締切りは6月24日(土)必着です。発表者決定後、詳細を連絡します。

申し込み先

  • 会員 :大会第一次案内をご覧ください。
  • 非会員:入会の手続きが必要です。入会手続きのページをご覧ください。

大会費・懇親会費など

大会参加費

  • 会員:3,500円(当日:4,000円)
  • 一般1日:2,500円(学部生は1,000円)
  • 一般2日:5,000円(学部生は1,000円)

懇親会費

  • 懇親会費:5,000円

2日目昼食

1,000円

バス料金

1,500円(予定)・・・眺楽座・伊勢神社へのバスチャーター料金

大会問い合わせ先

  • 大会事務局長 小林公江
  • info@s-jfm.org

その他

実行委員会では宿泊の斡旋はしません。各自でご予約ください。

第30回記念東京大会開催のご案内

ご挨拶

本年度の大会は、12月10日(土)・11日(日)に、東京の国立音楽大学で開催いたします。立川市にある国立音楽大学は、近年アジアの音楽研究も盛んになってきているということです。

今年は学会発足からちょうど30年、大会も第30回の記念大会となりますので、大会テーマは「民俗音楽研究の過去・現在・未来 ─学会の30年のあゆみと今後の課題─」としました。これまでの30年間に日本の民俗音楽研究において、当学会が目標としたもの、実践してきた数々の成果、多くの会員の多方面にわたる業績の積み重ね、伝承や継承の課題、などを歴史的な観点から振り返るとともに、将来へのさらなる展望についても皆様とご一緒に考えていきたいと思います。

会員の皆様からは「この機会に発足当時の目標や実際に立ち上げに係わった諸先輩たちから、当時の話を聞きたい」といった意見や、「現在の学校音楽教育における伝統音楽や芸能の取り組みについての諸問題も討議したい」という意見もありました。発足当初から現在に至るまで、学会の歴史と共に歩んでこられた小島先生や藤井先生に、日本の民俗音楽研究史を語っていただく講演をはじめ、シンポジウムや研究発表など、記念の大会に相応しい内容を計画しております。学会の過去・現在・未来についてそれぞれの観点からご意見を頂戴し、それを土台として、会員の皆様とともに、民俗音楽研究の将来を見通した活発な討議が出来ればと期待しております。多数のご参加を心よりお待ち申し上げます。

なお、第2次案内(会員に向けて9月末発送予定)にて、詳細なスケジュール、大会参加費、交通宿泊案内等をご案内する予定です。最近の東京は諸外国からの観光客も増え、ホテル等も非常に混んでいるようです。今回の第1次案内にもホテル・交通案内を同封いたしますので、早めにご検討下さい。(大会実行委員長 岡田千歳)

日時

平成28年12月10日(土)・11日(日)

会場

国立音楽大学
新1号館オーケストラスタジオ・6号館大講義室・5号館食堂
(〒190-0004 東京都立川市柏町5-5-1)

主催

日本民俗音楽学会

共催

国立音楽大学

内容

大会テーマ

「民俗音楽研究の過去・現在・未来 ─学会の30年のあゆみと今後の課題─」

第30回大会記念対談

  • 小島 美子・藤井 知昭

シンポジウム

「民俗音楽研究の過去・現在・未来 ─学会の30年のあゆみと今後の課題─ 」

  • 司会:岡部 芳広
  • シンポジスト:伊野 義博(音楽教育)
  • 星野 紘 (文化行政)
  • 入江 宣子(民俗音楽・民俗芸能)

民俗芸能公演

「古式獅子舞」谷保天満宮獅子舞保存会(東京都国立市)

研究発表

  1. 歌詞と場面-木遣り唄から見る御柱祭-(石川俊介)
  2. 藪原祭りの成立と展開-屋台囃子と天狗舞の楽曲分析を中心に-(川﨑瑞穂)
  3. 新しい民俗音楽研究への一考察-小笠原の音楽文化研究を通して-(宍倉正也)
  4. ブータンの学校におけるツァンモの取組みと今後の展望-サムテガン・セントラル・スクールとケルキ・ハイヤー・セカンダリー・スクールの取組みを中心に(伊野義博・黒田清子・山本幸正)
  5. 「カンカラ三線」を用いた教員免許更新講習の実践報告と今後の展望(小林恭子)
  6. 仙台すずめ踊りの変遷-伝承と変化発展をめぐって-(松本晴子)

大会スケジュール

第1日目 12月10日(土) (オーケストラスタジオ・大講義室・5号館食堂)

10:00 – 理事会(6号館3階教室)
12:30 – 13:00 受付開始
13:00 – 15:00 記念対談(大講義室)
15:00 – 18:00 シンポジウム(大講義室)
18:00 – 20:00 懇親会(5号館食堂)

第2日目 12月11日(日) (オーケストラスタジオ・6号館大講義室)

8:30 – 9:00 受付(6号館)
9:00 – 12:00 研究発表(大講義室)
12:00 – 13:00 昼食(6号館)
13:00 – 14:00 総会(オーケストラスタジオ)
14:00 – 15:00 民俗芸能公演(オーケストラスタジオ)
15:10 – 閉会挨拶
☆大会スケジュールの時程・内容は,変更される場合があります.

大会費・懇親会費など

大会参加費

  • 会員:3,500円(当日:4,000円)
  • 一般1日:2,500円(学部生は1,000円)
  • 一般2日:5,000円(学部生は1,000円)

懇親会費

  • 懇親会費:3,000円(事前予約制)

2日目昼食

800円

申し込み先

  • 会員:大会第一次案内をご覧ください。
  • 一般の方:直接お越しください。

大会問い合わせ先

  • 大会実行委員会事務局長 山本幸正
  • info@s-jfm.org

会場案内

その他

実行委員会では宿泊の斡旋はしません。各自でご予約ください。

第30回記念東京大会のご案内

ご挨拶

本年度の大会は、12月10日(土)・11日(日)に、東京の国立音楽大学で開催いたします。立川市にある国立音楽大学は、近年アジアの音楽研究も盛んになってきているということです。

今年は学会発足からちょうど30年、大会も第30回の記念大会となりますので、大会テーマは「民俗音楽研究の過去・現在・未来 ─学会の30年のあゆみと今後の課題─」としました。これまでの30年間に日本の民俗音楽研究において、当学会が目標としたもの、実践してきた数々の成果、多くの会員の多方面にわたる業績の積み重ね、伝承や継承の課題、などを歴史的な観点から振り返るとともに、将来へのさらなる展望についても皆様とご一緒に考えていきたいと思います。

会員の皆様からは「この機会に発足当時の目標や実際に立ち上げに係わった諸先輩たちから、当時の話を聞きたい」といった意見や、「現在の学校音楽教育における伝統音楽や芸能の取り組みについての諸問題も討議したい」という意見もありました。発足当初から現在に至るまで、学会の歴史と共に歩んでこられた小島先生や藤井先生に、日本の民俗音楽研究史を語っていただく講演をはじめ、シンポジウムや研究発表など、記念の大会に相応しい内容を計画しております。学会の過去・現在・未来についてそれぞれの観点からご意見を頂戴し、それを土台として、会員の皆様とともに、民俗音楽研究の将来を見通した活発な討議が出来ればと期待しております。多数のご参加を心よりお待ち申し上げます。

なお、第2次案内(会員に向けて9月末発送予定)にて、詳細なスケジュール、大会参加費、交通宿泊案内等をご案内する予定です。最近の東京は諸外国からの観光客も増え、ホテル等も非常に混んでいるようです。今回の第1次案内にもホテル・交通案内を同封いたしますので、早めにご検討下さい。(大会実行委員長 岡田千歳)

日時

平成28年12月10日(土)・11日(日)

会場

国立音楽大学 新1号館オーケストラスタジオ・6号館大講義室・5号館食堂(〒190-0004 東京都立川市柏町5-5-1)

主催

日本民俗音楽学会

内容

大会テーマ

「民俗音楽研究の過去・現在・未来 ─学会の30年のあゆみと今後の課題─」

大会スケジュール(予定)

第1日目 12月10日(土) (オーケストラスタジオ・大講義室・5号館食堂 )

10:00 – 理事会(6号館3階教室)
12:30 – 13:00 受付開始
13:00 – 講演・シンポジウム(大講義室)
18:00 – 20:00 懇親会(5号館食堂)

第2日目 12月11日(日) (オーケストラスタジオ・大講義室 )

8:30 – 9:00 受付
9:00 – 12:00 研究発表(大講義室)
10:10 – 13:00 昼食(6号館)
13:00 – 15:00 総会・民俗芸能公演(オーケストラスタジオ)
15:10 – 閉会挨拶
☆大会スケジュールの時程・内容は,変更される場合があります.

研究発表申込み

  • 研究発表を希望する方は、郵便またはE-mailに、(1)氏名(2)連絡先(3)発表タイトル(4)要旨(200字程度)(5)使用機材を明記してお申し込み下さい。
  • 発表時間は、応募人数によりますが、20~30分(質疑、発表、交替時間を含む)です。
  • 申込締切りは8月22日(月)必着、発表者決定後、詳細を連絡します。

申し込み先

  • 会員 :大会第一次案内をご覧ください。
  • 非会員:入会の手続きが必要です。入会手続きのページをご覧ください。

大会費・懇親会費など

大会参加費

  • 会員:3,500円(当日:4,000円)
  • 一般1日:2,500円(学部生は1,000円)
  • 一般2日:5,000円(学部生は1,000円)

懇親会費

  • 懇親会費:3,000円(予定)

2日目昼食

800円

大会問い合わせ先

  • 大会実行委員会事務局長 山本幸正
  • info@s-jfm.org

会場案内

その他

実行委員会では宿泊の斡旋はしません。各自でご予約ください。