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第14回民俗音楽研究会のご案内

第14回民俗音楽研究会 -「祭囃子研究の世界―研究者/演者からみた民俗音楽―」

 今年度開催される第14回民俗音楽研究会は、「祭囃子研究の世界―研究者/演者からみた民俗音楽―」と題し、2026年9月5日(土)、京都市立芸術大学にて日本伝統音楽研究センター主催(日本民俗音楽学会共催)の公開講座との連動企画として開催されます。
 当日は、まず研究会があり、その後に京都市芸術大学・日本伝統音楽研究センター主催の公開講座(日本民俗音楽学会共催)「祭囃子の舞台裏―囃子の伝統と工夫―」がおこなわれます。公開講座は一般市民向け講座ですが、研究会と連動したテーマですので、学会員の方も奮ってご参加ください。(※公開講座の参加は、京芸・伝音センターのウェブサイトから別途予約が必要です。)(調査・研究委員会)

日時

  • 日程:2026(令和8)年 9月5日(土)
  • 時間:12:30から15:00

場所

  • 京都市立芸術大学 A棟1階 伝音セミナールーム(京都府京都市下京区下之町57-1)
     ※京都駅から徒歩5分程度/交通案内・構内の各棟配置図:交通案内・構内の各棟配置図

主催

  • 日本民俗音楽学会

共催

  • 京都市芸術大学・日本伝統音楽研究センター

研究会スケジュール

  • 12:30~40【開会のあいさつ】 
  • 12:40〜13:10
    髙久 舞(帝京大学 文学部 日本文化学科 専任講師)
     「奏者としての祭囃子:何にこだわり、何を黙するか」
  • 13:15~13:45
    塚原 伸治(東京大学 大学院総合文化研究科 超域文化科学専攻 准教授)
     「譜の外側にある音を書く―『佐原囃子集成 第四版』における演奏の言語化―」
  • 13:50~14:20
    山中 崇裕(佛教大学大学院修了 天台宗典編纂所編輯員 上鳥羽橋上鉦講中)
     「六斎念仏-研究と実践からみえてきたもの-」
  • 14:20~14:30
     休憩
  • 14:30~14:50
    ディスカッション
  • 14:50~15:00【閉会のあいさつ】

参加申込

伝音センター公開講座「祭囃子の舞台裏―囃子の伝統と工夫―」

  • 開催場所、開始時間:
  • 京都市立芸術大学 C棟6階 多目的ギャラリー
  • 15時30分開演、18時終了予定
  • 登壇者:四条町大船鉾保存会 囃子方、千本六斎会

  • 詳細はこちらにアクセスしてください。
    要事前予約で、1,000円の受講料が必要です。

参加費

  • (研究会のみ)1,000円、(公開講座)500円

問い合わせ先

  • 日本民俗音楽学会 調査・研究委員
     川﨑瑞穂(kawasaki.mizuho[at]g.tohomusic.ac.jp)
     荒木真歩(araki.po[at]gmail.com)
     ※送信の際は[at]を@に変えてください

第39回福島大会のご案内

大会テーマ

ここは「日本の民謡を調べるところ」-小島美子と福島-
new「日本の民謡を調べるところ」趣意書(小島美子)

ご挨拶

 2026年度の大会は東北の南端、福島市で開催していただけることになった。
 本学会を創設された小島美子先生が福島市のご出身であられること、それに先生の研究は全国に及び、その成果は日本の民俗音楽研究の金字塔といってよいほどの功績であるが、ことに福島県には文化財保護審議会委員として、調査はもとより研究会や講演会の講師として度々おいでくださり、県内の無形民俗文化財の保護にもご貢献いただいた。
 今回の大会は、会員の研究成果の披露に加えて、先生の功績を広く知っていただき、感謝申し上げる機会にしたいとの意図もある。ことに2011年3月の東日本大震災での文化庁の補助による民俗芸能の被災調査では、原発事故で全村避難を強いられた飯舘村の30か所の聞き取り調査をしてくださった。当時、同村は放射能の線量も高く、長時間滞在するのは避けなければならない事情があった。しかし、先生は「呼吸の回数を減らせば大丈夫よ」と全く意に介さず、進んで赴いてくださった。その勇気と熱意には感銘を受けた。
 また、本県のいわき市にはナンバの振りを伝える「やっちき踊」がある。これは盆踊の一種で、一見してかなり野卑な振りと歌詞を伝えている。それだけに若者数人が通常の櫓踊の輪に入って踊ると輪はすぐに崩れることから「櫓壊し」ともいわれて敬遠された。そのために学術的には貴重であるが、文化財として指定することにはためらいがあった。地元の同市内の有識者の同意を得ることも難しかった。しかし、小島先生はこれこそ指定に値すると、すぐさまその手続きを進められ、その学識の深さと決断力には脱帽した。
 これまでの福島県の文化財保護行政は、先生のご指導を抜きには語れない。せめてあと数年長生きされてご指導いただきたかったと、あきらめきれずに、偲んでいる。
(大会実行委員長 懸田 弘訓)

日時

2026年12月19日(土)・20日(日)

会場

福島民報ロイヤルホール(福島市太田町13-17 民報ビル3階)
コラッセふくしま(福島市三河南町1番20号)

主催

日本民俗音楽学会

後援

福島市(予定)福島市教育委員会(予定)
株式会社福島民報社
(公財)全日本郷土芸能協会
NPO民俗芸能を継承するふくしまの会
福島県立橘高等学校同窓会(福島県立福島女子高等学校同窓会)

内容

大会スケジュール

研究発表の申込みについて

  • 締切:8月31日(月)必着
  • 詳細はこちらをご覧ください:日本民俗音楽学会第39回福島大会研究発表募集要項
  • 下記QRコードからGoogle Formにご入力ください。
  • 申し込み先:石川俊介
  • Google Formを利用しない場合は以下まで郵送またはメールでお送りください
     E-mailの場合:s-ishikawa@ads.fukushima-u.ac.jp
     郵送の場合:〒960-1296 福島県福島市金谷川1番地 福島大学行政政策学類 石川俊介
    ※返信等がない場合は、お手数ですが再度ご連絡下さい。
  • お申し込みに対して、確認の返信をいたします。9月上旬に開催予定の大会実行委員会及び運営理事会にて審査の上、あらためて研究発表申し込みの正式な受理のお知らせをお送りいたします。

大会参加申込

  • 大会参加申し込み・参加費等については、第二次案内(9月下旬発送)にて、詳しくご案内いたします。

会場へのアクセス

問い合わせ先

大会事務局長 石川俊介(福島大学) 
E-mail:s-ishikawa@ads.fukushima-u.ac.jp

第14回研究例会のご案内

日時

  • 日程:2026(令和8)年 3月28日(土)
  • 時間:13:00から

場所

  • 京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター(京都駅から徒歩5分)
    およびZoomによるオンライン会議室

主催

  • 日本民俗音楽学会

例会スケジュール

13:00 – 13:10 開会のあいさつ
13:10 – 14:40 研究発表1
 浅田裕「学校教育における篠笛の音律について」
13:45 – 14:15 研究発表2
 島本政志「小学4年生を対象とした「祭りプロジェクト」による実践報告〜成果と課題〜」
14:20 – 14:50 研究発表3
 ⻑⾕川由依「東京放送局開局期における「⺠謡放送」をめぐる⼀考察」
14:55 – 15:25 研究発表4
 下田雄次「山車囃子における旋律類似の広域分布―弘前「祇園ばやし」(青森県)と関東地方「かごまり」の比較を中心に―」
15:25 – 15:40 休憩
15:40 – 16:40 全体ディスカッション
16:40 –  閉会のあいさつ

問い合わせ先

  • 日本民俗音楽学会 調査・研究委員長 川﨑 瑞穂

訃報

本学会顧問の小島美子(国立歴史民俗博物館名誉教授)は、2026年2月27日に肝不全のため逝去いたしました。

葬儀は、故人の遺志により家族葬にて執り行なわれました。また、ご香典ご供花等につきましては、
ご遺族のお気持ちとして固く辞退されておりますことを申し添え、謹んでここにお知らせ申し上げます。

ご冥福を心よりお祈りいたします。

2026年 3月11日
日本民俗音楽学会会長 福岡正太

小島美子(こじま とみこ、1929~2026)

国立歴史民俗博物館名誉教授、日本民俗音楽学会顧問。福島県出身。東京大学文学部国史学科、東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。

お茶の水女子大学、早稲田大学、東京学芸大学、東京藝術大学等で教鞭を執り、国立歴史民俗博物館教授、東京都江戸東京博物館客員研究員などを歴任。また、文化財保護審議会委員、文化功労者選考審査会委員などを務めた。

日本音楽史、民俗音楽学を専攻し、民謡やわらべ歌の調査、日本音楽の史学的研究をおこなった。「日本民俗音楽学会」の設立に尽力した。主な著書に『日本の音楽を考える』『歌をなくした日本人』『日本音楽の古層』『日本童謡音楽史』がある。

報道関係の皆様へ

生前のご厚情に深く感謝申し上げます。
報道関係の皆様におかれましては、取材のお申し出を多数いただいておりますが、故人の遺志および遺族の意向により、詳細の公表や一切の取材・コメントへの対応は差し控えさせていただきます。
静かに故人を偲びたいという親族の願いをご賢察いただき、何卒ご理解とご配慮を賜りますよう、切にお願い申し上げます。

親族一同

第38回東京大会のご案内(第二次案内)

「わらべうたのこれからを考える」

ご挨拶

 今大会は例年になく研究発表のお申し込みが多く、担当者は嬉しい悲鳴を上げております。そのため、発表会場を2か所とさせていただくことにしました。今大会では、「わらべうた」に興味のある方や保育・教育に携わっておられる方々などが広く参加してくださることを想定しております。シンポジウム「わらべうたのこれからを考える」では、榎田光代氏、野口啓吉氏、小出英樹氏のそれぞれのお立場から20分ずつご発表いただき、基調講演の尾原昭夫氏を交えてのディスカッションとともに、フロアからの質疑応答を予定しています。
 わらべうたの基本的な文献としては、1962年刊行の『わらべうた―日本の伝承童謡―』(町田嘉章・浅野建二編,岩波文庫)、1969年刊行の『わらべうたの研究』(小泉文夫・東京芸術大学民俗音楽ゼミナール,〔わらべうたの研究〕刊行会)、1979-1992年刊行の『日本わらべ歌全集』(全27巻39冊)が挙げられるでしょう。全集の中の『東京のわらべうた』(『日本わらべうた全集7』尾原昭夫,柳原書店,1979・昭和54年)の著者から直接お話を伺えたらということで、基調講演と大会の内容を企画し、第1回大会実行委員会において大会テーマを決定いたしました。
 尾原昭夫氏は、60年余りにわたり、教育に携わりながらわらべうたの全国的採集・記録を続け、一方で江戸期の夥しい文献にあたり解読し、後進のための研究資料として残すという偉業を成し遂げて来られました。江戸期の童謡の記録者、研究者が常に驚きと愛情をもって子どもたちのうたい遊ぶ姿や言葉を記録したことに尾原氏自身が驚愕、感銘されたことが、『日本わらべ歌全集』の第27巻『近世童謡童遊集』(尾原昭夫,1991)の「編集後記」から読み取れます。基調講演では「わらべうた研究考 ―坊田寿真著『音楽教育郷土化の理論と実際』および柳原書店『日本わらべうた全集』―」と題するお話をしていただきます。
 民俗芸能公演は、幕末から明治期以降、所沢から多摩地域にかけて広まった「重松(じゅうま)流祭囃子」(所沢市指定無形民俗文化財)です。鑑賞のほかお囃子を体験していただく予定です。
 多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。(大会実行委員長 山本幸正)

日時

2025年12月6日(土)・7日(日)

会場

国立音楽大学(5号館121教室・7号館201会議室・7号館食堂)
(〒190-8520 東京都立川市柏町5-5-1)

主催

日本民俗音楽学会

大会スケジュール(予定)

研究発表一覧

大会費など

参加申し込みについて

  • 参加申し込み締切は11月7日(金)、参加費等の事前振込締切は11月21日(金)です。
  • 下記の大会申し込みダイレクトリンク及び二次元コードでお申し込みください。
  • 申し込みの合計金額をお間違いのないようご確認ください。
  • 大会参加と欠席される場合の総会委任状を兼ねていますため、出欠に関わらず必ずご投函もしくはご提出くださいますようお願い申し上げます。


申し込みダイレクトリンク

大会参加費

  • 会員(11/21までの事前振込):4,000円
  • 会員(11/22から当日):4,500円
  • 一般:4,500円
  • 学部生(各日):1,000円
  • 第2日目昼食(事前申込):1,000円
  • 情報交換会費:5,000円
  • 事前振込期間(11/21)を過ぎてお支払いされる場合、まず会計担当にご連絡ください。

※払込についてのご注意
上記の費用以外(年会費等)を払い込まないでください。(年会費払込の口座とは別です)
 (会計担当:小出英樹 perseids1991@gmail.com)

その他

  • 実行委員会では宿泊の斡旋はしません。各自でご予約ください。
     ※立川駅周辺には、ホテルがいくつかございますが、早めのご予約をおすすめいたします。

問い合わせ先

  • 大会実行副委員長(磯田 三津子)
  • isoda@mail.saitama-u.ac.jp
  • 大会事務局長(浅田 裕)
  • asada.yutaka@kunitachi.ac.jp

会場案内

  • [国立音楽大学]

第38回東京大会のご案内

ご挨拶

2025年度の大会は、12月6日(土)・7日(日)に、東京の国立音楽大学で開催いたします。

2023年度の大会は都心にある東京音楽大学で、2024年度は出雲で開催されました。今年度は東京の郊外、多摩地域で開催いたします。なお、国立音楽大学は2026年度に創立100周年を迎えられます。

今大会のテーマは「わらべうたのこれからを考える」です。昨年度の行事企画委員会において2025年度の開催地を検討した結果、かの出雲のご出身で、多摩地域にお住まいであり、6月で御年93歳になられる現役のわらべうた研究者、尾原昭夫氏の存在がクローズアップされました。同氏はたいへん著名な方で、わらべうたを学び研究する人は必ず手にするご著書を何冊も出されています。同氏から直接お話を伺えることは、本学会にとっても、わらべうた研究を目指す方にとっても貴重であり、ぜひ基調講演でお話をしていただきたい、ということで、テーマが決定されました。

わらべうた研究の視点にも「現在・過去・未来」があります。「いまどのように遊ばれうたわれているか、どこが似ていてどこが違うのか」を探る視点(現在)、「この遊び・うたは何がもとなのか、どのように変化してきたのか」を調べる視点(過去)、「この遊び・うたはどのように変わっていくか、わらべうたをどのように生かすか」を予測し、計画する視点(未来)です。

基調講演・シンポジウムでは、わらべうたのこれからを考えたいと思います。それは、過去から未来までの時間軸を超越した「わらべうたは日本人にとって何なのか、日本語でうたうとはどのようなことなのか、遊ぶとはどのようなことなのか、わらべうたで生きる、育つとはどういうことなのか」を考えるところまで含まれるかもしれません。

なお、民俗芸能公演は、幕末から明治期以降、所沢から多摩地域にかけて広まった「重松(じゅうま)流祭囃子」(所沢市指定無形民俗文化財)保存会の皆様をお招きし、鑑賞とお囃子を体験します。所沢生まれの古谷重松(じゅうまつ)が編み出した囃子の流派です。どうぞお楽しみに。

多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。
(大会実行委員長 山本 幸正)

日時

2025年12月6日(土)・7日(日)

会場

国立音楽大学(〒190-8520 東京都立川市柏町5-5-1)

主催

日本民俗音楽学会

内容

大会テーマ

「わらべうたのこれからを考える」

大会スケジュール

研究発表の申込みについて

  • 締切:8月31日(日)必着
  • 下記リンク先、またはQRコードからGoogle Formにご入力ください。
  • 申し込み先:浅田 裕
    直接お申し込みはこちらをクリック
  • Google Formを利用しない場合は以下まで郵送またはメールでお送りください
     E-mailの場合:asada.yutaka@kunitachi.ac.jp
     郵送の場合:〒190-8520 東京都立川市柏町5-5-1国立音楽大学 浅田研究室
    ※返信等がない場合は、お手数ですが再度ご連絡下さい。
  • お申し込みに対して、確認の返信をいたします。9月上旬に開催予定の大会実行委員会及び運営理事会にて審査の上、あらためて研究発表申し込みの正式な受理のお知らせをお送りいたします。

大会費など

  • 大会参加費等の事前振込締切は11月30日(日)です。
     申し込みをされた合計金額をお間違いのないようお振込みください。
  • 会員(11/30までの事前振込):4,000円
  • 会員(当日):4,500円
  • 一般:4,500円
  • 学部生(各日):1,000円
  • 第2日目昼食:1,000円
  • 情報交換会費:5,000円(予定)

    ※上記の費用以外(年会費等)を払い込まないでください。(年会費払込の口座とは別です)

問い合わせ先

大会事務局長 浅田裕(国立音楽大学) 
E-mail:asada.yutaka@kunitachi.ac.jp

第13回研究例会のご案内

日時

  • 日程:2025(令和7)年 3月20日(木・祝)
  • 時間:13:30から17:00

場所

  • 国立民族学博物館 第6セミナー室(大阪府吹田市千里万博公園10-1 本館2階)
    およびZoomによるオンライン会議室

主催

  • 日本民俗音楽学会

共催

  • 国立民族学博物館

例会スケジュール

13:00 – 13:30 受付
13:30 – 13:40 開会のあいさつ
<第1部>研究発表
13:40 – 14:10 研究発表1 馮陳玥兒(オンライン)
14:10 – 14:40 研究発表2 川﨑瑞穂(オンライン)
14:40 – 14:50 休憩
14:50 – 15:20 研究発表3 澤田聖也(オンライン)
15:20 – 15:50 研究発表4 松永耕作(会場)
15:50 – 15:55
<第2部>ディスカッション
15:55 – 16:55 研究発表の内容を話題とした参加者による意見交換
16:55 – 閉会のあいさつ

<第1部>研究発表 (発表と質疑応答含み30分)
1.「神戸華僑獅子舞の伝承活動:中華文化から神戸の文化へ」(馮陳玥兒)
 1980年代から、神戸の華僑華人たちは、中国の行事、華僑華人の催事の際、獅子舞を行っていた。現在では、神戸市民と華僑たちが共に創りあげてきた春節祭の際、共に獅子舞を演じている。
本発表は、2024年度、神戸市内にて調査を行い収集した資料に基づいて、華僑華人と神戸市民はどのように春節祭を利用し、南京町で獅子舞を演技しているのかを報告する。華僑華人と神戸市民が協働して行事を作り、獅子舞を演じることによって、華僑華人の獅子舞文化が新たに神戸の外来文化の1つになっていることを明らかにしたい。

2.「秩父地方の富士信仰と音楽―弟冨士浅間神社付属神楽を事例として―」(川﨑瑞穂)
 筆者は本学会の「フィールドワーク奨学金」を受給し、その研究課題を「富士信仰と民俗音楽―モチーフの比較分析に基づく山麓芸能圏の形成史的研究―」として、富士山周辺の太々神楽、太神楽をはじめとした、芸能・祭礼の音楽学的研究に従事している。富士山の湯立神楽の形成史については堀内眞「富士山の神事と芸能」(『国立歴史民俗博物館研究報告』第142集、2008、pp.57-96)があるが、本発表では、堀内論文の主張に基づきつつ、秩父地方の神楽の芸態・音楽と富士信仰との関連について、奥秩父の弟冨士浅間神社付属神楽を中心に考察する。

3.「鶴見の沖縄(県系)人と琉球芸能の関係性」(澤田聖也)
 本発表は、神奈川県横浜市鶴見区出身の沖縄系二世及び三世と琉球芸能の関係性を考察することで、彼ら/彼女らにとって琉球芸能がどのような存在であり、自己の民族的アイデンティティに影響を及ぼしているのか、現時点での調査報告を行う。また、歴史的に鶴見の琉球芸能は、川崎市や東京の芸能者との交流も定期的に行われ、直接的・間接的に影響を受けてきたため、そうした隣接する沖縄系コミュニティも視野に入れながら調査を進めている。

4.「神奈川県大和市における雅楽の次世代育成の取り組み-大和市雅楽協会の活動と課題」(松永耕作)
 発表者は雅楽に携わって今年で37年となり、5年前より次世代育成と地元貢献のため、地元の神奈川県大和市で無料の子ども雅楽教室を月1回開催している。子ども雅楽教室は、茶道、華道、書道などの「やまと伝統文化塾」の1つとして実施しているが、他の教室に比べ、人気がなく、毎年参加人数が10名未満の状況が続いているため、雅楽を次世代の子どもたちに広く知ってもらうべく、様々な取り組みを行っている。今回の発表では、その取り組みを報告するとともに、現在抱えている問題点についても検討したい。

参加申込

  • ハイブリッド方式による準備の都合上、次のURLまたは下のQRコードよりお申し込みをお願いいたします。
    (※会員以外の方も歓迎いたします)

  • 参加申し込みフォーム https://forms.gle/tBqUSfDvJKcFjgRc9
    ※3月17日までに対面での参加を申し込まれた方は、公園通行証のPDFファイルをメールでお送りいたします。
  • プリントアウトして公園入り口でご提示ください。(通行証をお持ちでない場合は、入園料260円が必要となります)
    ※オンライン参加を申し込まれた方は、開催3日前を目途に接続URLをメールでお送りいたします。

参加費

無料

会場案内

  • 国立民族学博物館 第6セミナー室(本館正面入り口から入り、2階に上がってください)
  • 国立民族学博物館へのアクセスは以下の通りです。
    ・大阪モノレール「万博記念公園駅」から徒歩。
    ・阪急京都線「茨木市駅」もしくはJR京都線「茨木駅」から近鉄バス《阪大病院、美穂が丘行き》24・25系統「日本庭園前」から徒歩。
    ・タクシー利用の場合は万博記念公園日本庭園前駐車場「日本庭園前ゲート」で降車。
  • 詳しくはみんぱくウェブサイト(https://www.minpaku.ac.jp/information/access)を参照ください。

問い合わせ先

  • 日本民俗音楽学会 調査・研究委員長 北見 真智子
    E-mail:m.kitami[at]daion.ac.jp ※送信の際は[at]を@に変えてください

第37回出雲大会のご案内(第二次案内)

ご挨拶

この茣蓙の 育ちはいづこ 出雲なる 佐陀の社の 敷替の御座

『古事記』、そして現在、ほぼ完本のかたちで唯一伝わる『出雲国風土記』。これらの古代神話の世界で圧倒的な存在感をもつ出雲の地において、本年、日本民俗音楽学会は第37回出雲大会を開催いたします。日本民俗音楽学会は、大会そのものがフィールドワークであることがその魅力のひとつであります。現地に集い、現地の民俗芸能と民俗音楽の担い手のみなさまから学び続ける姿勢を大切に、大会実行委員会はみなさまを出雲にお迎えするべく、準備をすすめております。

「島根県八束郡鹿島町、佐陀大社は、出雲杵築大社と並ぶ宮であるが、ここに古くから御座替への神事といふのが行はれてゐた。(中略) この祭りの中心行事は、やはり、年々神々のまします御座を敷き替へることであった。」(『本田安次著作集 日本の傳統藝能 第一巻』)

「昭和三十六年九月二十四日の夜の、出雲佐太神社の御座替の祭を拝観させていただいた。偶々奮八月十五夜の月まどかな、虫の鳴く夜であったが、参拝のものとては一人も見えない神域に、宮司が開閉する御扉の音のみいや高にひびく、さびしい、しかし森厳な祭りであった。」(『同 第二巻』) 

 本田安次先生をこのように感激させた佐陀神能を、今回の出雲大会での民俗芸能公演にお招きできますことは大きな喜びであります。本田先生は、おそらくきちんと正座をされて、夜更けの御座替の終わりまでを拝観されたに違いありません。
 シンポジウムのテーマは「出雲神楽を問い直す」。古代の幻想に包まれた出雲のみならず、近世から近代にかけての出雲の姿、そしてその移りゆく時代をたくましく生き続け守られてきた出雲人の誇れる民俗芸能「出雲神楽」の世界を論じていただきます。
実りある大会となりますよう、みなさまのお助力とご参加を心よりお待ち申し上げます。(大会実行委員長 上西律子)

日時

2024年12月14日(土)・15日(日)

会場

松江市(鹿島文化ホール、松江テルサ 他)

大会テーマ

「神います出雲の神楽」

主催

日本民俗音楽学会

大会スケジュール

研究発表

参加申し込みについて

  • 参加申し込みの締切は10月30日(木)必着です
  • 会員の方は二次案内に同封の葉書からもお申し込みいただけます。
  • 大会に参加される方は、申込フォームにご回答ください。
  • 大会参加と欠席される場合の総会委任状を兼ねていますため、出欠にかかわらず必ずご投函もしくはご提出くださいますようお願い申し上げます。
  • フォームから参加を申し込む場合には、会員・非会員にかかわらず、一人ずつ別に送信してください (同行者まとめて数名は不可)。
  • 第一日目にバス利用を希望される方は、乗車場所(葉書の場合には人数も)を必ずご記入ください。
  • 貸切バス利用申込者には、大会1ヶ月前頃に集合場所、集合時間の詳細をご連絡します。
  • ※なお、学会からの出張依頼が必要な方は、事務局にご連絡ください。

大会参加費

  • 大会参加費等の事前振込締切は11月20日(水)です。
     申し込みをされた合計金額をお間違いのないようお振込みください。
  • 会員(11/20までの事前振込):4,000円
  • 会員(11/21以降振込及び当日):4,500円
  • 一般:4,500円
  • 学部生(各日):1,000円
  • 第2日目昼食(事前申込):1,300円(事前振込が確認できた方のみ発注しますのでご注意ください)
  • 情報交換会費:6,500円

     ※払込についてのご注意
      上記の費用以外(年会費等)を払い込まないでください。(年会費払込の口座とは別です)
      事前振込期間(11/20まで)を過ぎてお支払いされる場合、まず会計担当にご連絡ください。
  • 会計担当:山本陽子 yyyoko923piano@gmail.com

会場案内

  • 第1日目:島根県松江市鹿島町 佐太神社・鹿島文化ホール・鹿島歴史民俗資料館
  • 第2日目:JR松江駅前 松江テルサ(松江勤労者総合福祉センター)

  • 松江駅へのアクセス
    飛行機:羽田・静岡・名古屋・伊丹・福岡の各空港→出雲縁結び空港 羽田→米子鬼太郎空港
    空港連絡バス:出雲縁結び空港→松江駅行(約35分)米子鬼太郎空港→松江駅(約45分)
    JR:新幹線で岡山駅経由  特急やくも(岡山から約2時間39分)
    新幹線で新山口駅経由 特急スーパーおき(新山口から約2時間9分)
    バス:東京・名古屋・大阪・三宮・京都・岡山・広島・福岡・小倉から高速バス

  • 松江テルサ(松江市朝日町478-18)松江駅北口から徒歩1分

宿泊情報

  • 松江駅周辺・松江しんじ湖温泉周辺には多数ホテルがあります。ただし、観光地の宿泊は混み合いますので、各自で早めにご予約ください。
  • 松江観光協会HP 宿泊
  • 松江駅周辺 松江エクセルホテル東急 0852-27-0109  松江プラザホテル本館 0852-26-6650
    ドーミーインEXPRESS松江 0852-59-5489 松江アーバンホテル 0852-22-0002
    グリーンリッチホテル松江駅前 0852-27-3000
  • 松江しんじ湖温泉周辺:ホテル一畑 0852-22-0188 松江ニューアーバンホテル0852-23-0003
       なにわ一水 0852-21-4132 ホテル白鳥 0852-21-6195 他多数

問い合わせ先

  • 大会事務局長(藤原宏夫)大会の内容、スケジュール等
  • h-fujihara@izm.ed.jp
  • 大会庶務(権藤敦子)宿泊、交通等
    - gondoat@hiroshima-u.ac.jp

参考URL

第13回民俗音楽研究会のご案内

第13回民俗音楽研究会 -追悼・藤井知昭の研究を継承するー

日本民俗音楽学会第13回研究会では、昨年3月に逝去された藤井知昭先生を追悼する研究会を開催いたします。
藤井先生は、音楽人類学、比較音楽学、民族音楽学のさまざまな分野において、学術面のみならず、実務面、運営面など、多面的な貢献と業績を遺されました。
そこで今回の研究会には、学会関係者だけでなく、共同調査メンバーなど各方面から参加者にお集まりいただき、親交に係るエピソード、共同研究・調査を通しての姿を織り交ぜながら、藤井先生のご研究の全体像を知る機会としたいと考えます。それを受けて、次の世代に藤井先生のお仕事をどのように考え、また継承できるかを議論します。
研究会終了後には懇親会を開催いたします。皆さまのご参集をお待ちしております。 (調査・研究委員会)

日時

  • 日程:2024(令和6)年 9月14日(土)
  • 時間:13:30から17:10
  • ※研究会の後、懇親会を予定(17:30から19:00)

場所

  • 国立民族学博物館 第3セミナー室(大阪府吹田市千里万博公園10-1)
    およびZoomによるオンライン会議室

主催

  • 日本民俗音楽学会

共催

  • 国立民族学博物館

研究会スケジュール

  • 13:30~【開会挨拶】岩井 正浩(日本民俗音楽学会会長) 
  • 13:40~
    黒田 清子「民博・中部高等学術研究所における共同研究会とその成果ー国際文化研究所作成データベースから」
    馬場 雄司(京都文教大学、非会員)「科研費による『東西音楽交流学術調査』の内容と成果」
    (休憩10分)
  • 14:50~
    星野 紘「文化庁芸術祭などにおける海外民俗音楽(藝能)の解説紹介」
    南 真木人(国立民族学博物館、非会員)「バトゥレチョール再訪とデータベース『ネパールのサーランギ音楽』」
    (休憩15分)
  • 16:05~【討論】コメンテーター:福岡 正太
    全体ディスカッション
  • 17:05~【閉会挨拶】金城 厚(日本民俗音楽学会副会長)
    (17:10 閉会)
  • 懇親会:17:30~ 於:森の洋食グリルみんぱく(終了予定時刻:19時頃)

参加申込

  • ハイブリッド方式による準備の都合上、次のURLまたは下のQRコードよりお申し込みをお願いいたします。
    (※会員以外の方も歓迎いたします)

※9月10日までに対面での参加を申し込まれた方は、公園通行証のPDFファイルをメールでお送りいたします。
プリントアウトして公園入り口でご提示ください。(通行証をお持ちでない場合は、入園料260円が必要となります)
※オンライン参加を申し込まれた方は、開催3日前を目途に接続URLをメールでお送りいたします。
※午前中に展示の見学を希望される方は福岡(fukuoka@minpaku.ac.jp)までご連絡ください。

参加費

  • 無料
    ※懇親会費 5,500円(会員・非会員とも)

会場案内

  • 国立民族学博物館 第3セミナー室(本館正面入り口から入り、2階に上がってください)
  • 国立民族学博物館へのアクセスは以下の通りです。
    ・大阪モノレール「万博記念公園駅」から徒歩。
    ・阪急京都線「茨木市駅」もしくはJR京都線「茨木駅」から近鉄バス《阪大病院、美穂が丘行き》24・25系統「日本庭園前」から徒歩。
    ・タクシー利用の場合は万博記念公園日本庭園前駐車場「日本庭園前ゲート」で降車。
  • 詳しくはみんぱくウェブサイト(https://www.minpaku.ac.jp/information/access)を参照ください。

問い合わせ先

  • 日本民俗音楽学会 調査・研究委員長 北見 真智子
    E-mail:m.kitami[at]daion.ac.jp ※送信の際は[at]を@に変えてください

第37回出雲大会のご案内

ご挨拶

幣立つる ここも高天の原なれば 集まり給へや 四方の神々

出雲の神在月には、八百万の神さまが稲佐の浜より出雲(いずも)大社(おおやしろ)に集い、縁結びの会議をされて、その後、神立(かんだち)の万九千神社より神等去(からさ)出(で)神事によってお立ちになられるといわれています。この神在月の間は、神さまがおられるので歌舞音曲は控えて静かにしていなければならないのだと、いつも出雲の人々はあたりまえのようにおっしゃいます。

一方、出雲國二ノ宮佐太神社では、神在月にはすべての神々の母であるイザナミノミコトの法事とお墓参りのために八百万の神々が集うとされており、神社の境内にはイザナミのお墓があります。そして母イザナミを偲び過ごされた神々が、社の裏手の神(かん)ノ目(のめ)山より神等去(からさ)出(で)神事によってお立ちになります。

このように古代神話とその神々がいまも生き生きと息づく出雲。そこにはまた、神々に捧げる豊かで美しい神楽が今も人々とともにあります。

日本民俗音楽学会第37回出雲大会では、この出雲神楽の在りようを、みなさまとともに学びたいと願っております。本学会顧問小島美子先生の基調講演「神います出雲の神楽」、民俗芸能公演では佐太神社「佐陀神能」、シンポジウムでは出雲神楽の実際、佐陀神能の成立とその影響、神事舞「七座」の意味、そして佐陀神能によって整えられる以前の出雲の神楽と神事舞の在りよう、そもそもの神楽の源流などを民俗音楽学的にも探る機会となればと計画をすすめております。

会員のみなさまはもとより、学会外の研究者、ご友人、各地の文化財保存や民俗芸能継承に関わるお仲間も一般参加としてお誘いいただき、実りある大会となりますよう、みなさまのお助力とご参加をお待ちしております。
(大会実行委員長 上西律子)

日時

2024年12月14日(土)・15日(日)

会場

松江市(鹿島文化ホール、松江テルサ)

主催

日本民俗音楽学会

内容

大会テーマ

「神います出雲の神楽」

大会スケジュール

研究発表の申込みについて

締切:7月23日(火)必着(以下の①から⑤を明記の上、E-mailまたは郵送にて)
①氏名 ②連絡先 ③発表タイトル ④要旨(200字程度) ⑤使用機器
・発表時間は、30分(発表20分、質疑・移動時間を含む)
・8月上旬に開催予定の大会実行委員会及び運営理事会にて審査あり
申し込み先:磯田 三津子
E-mailの場合:isoda@mail.saitama-u.ac.jp
郵送の場合:〒338-8570 さいたま市桜区下大久保255 埼玉大学 教育学部 磯田三津子研究室 気付
※返信等がない場合は、お手数ですが再度ご連絡下さい。
※なお、研究発表は会員に限られますので、非会員で発表をご希望の場合は入会が必要となります。

大会費など

後日、第二次案内(8月予定)でご案内します

問い合わせ先

大会事務局長:藤原宏夫(大会の内容、スケジュール等) 
E-mail:h-fujihara@izm.ed.jp
大会庶務:権藤敦子(宿泊、交通等) 
E-mail:gondoat@hiroshima-u.ac.jp