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第12回研究例会のご案内

日時

  • 日程:2024(令和6)年 3月9日(土)
  • 時間:13:30から17:30

場所

  • 国立民俗学博物館 第3セミナー室(大阪府吹田市千里万博公園10-1 本館2階)
    およびZoomによるオンライン会議室

主催

  • 日本民俗音楽学会

共催

  • 国立民俗学博物館

例会スケジュール

13:00 – 13:30 受付
13:30 – 13:40 開会のあいさつ
<第1部>研究発表
13:40 – 14:10 研究発表1 荒木 真歩(会場)
14:10 – 14:40 研究発表2 伊原木 幸馬(会場)
14:40 – 15:10 研究発表3 古澤 瑞希(会場)
15:10 – 15:40 研究発表4 田辺 沙保里(会場)
15:40 – 15:50 休憩
15:50 – 16:20 研究発表5 下田 雄次(オンライン)
16:20 – 16:50 研究発表6 寺田 真由美(オンライン)
<第2部>ディスカッション
16:50 – 17:30 研究発表の内容を話題とした参加者による意見交換

<第1部>研究発表 (発表と質疑応答含み30分)
1.「屋久島の民謡と『琉球』―自然・歴史的環境を踏まえた歌い手の解釈」(荒木真歩)
 現在、屋久島では「まつばんだ」という民謡が再興している。その背景として1980年代に民俗音楽学者がこの民謡を「琉球音階が定着したうた」と唱えたことが、大きな影響力を与えている。この言説は現在の「まつばんだ」を語る上で欠かせなくなったが、この言説に対して歌い手たちからは様々な反応や解釈が見られる。本発表では、この状況を踏まえ、歌い手たちの屋久島の自然や歴史に対する(再)認識との絡み合いの中で、歌い手たちが歌う際に「琉球」をいかに解釈し、「琉球」との距離感を調整しているのかをフィールドワークのデータをもとに考察する。

2.「藤井清水の作品創作における民謡の位置付け―1910-1939年に書かれた「日記」を中心に―」(伊原木幸馬 ※非会員)
 藤井清水(ふじいきよみ 1889−1944)は「日本のどんな作曲家よりも、もっとも純粋に、切実に民族的な伝統的な音楽表現を求めた作曲家」(小島美子2004『日本童謡音楽史』第一書房, p.111)であり、精力的に民謡の採譜、研究を行っている。本発表では、回覧雑誌「世以美夏季臨時増刊音楽號わかたけ」(1910)から、現存する1939(昭和14)年までの日記等を対象として、藤井の作品創作における民謡の位置付けを考察することを目的とする。

3.「ヘテロフォニーを楽しむ笛奏者—佐賀県嬉野市塩田町久間周辺の浮立の事例から—」(古澤瑞希)
 本発表は、佐賀県嬉野市塩田町大字久間の南志田地区で伝承されている浮立の笛の旋律について、2023年の11月に行われた志田神社のおくんちと、それに付随する練習に笛奏者として参加した発表者の視点を通して分析を行うものである。この地域には、笛奏者が複数いる場合において、それぞれの奏者による装飾音の付けかたやリズムのゆれから、同一であるはずの旋律の間に差異が生じることを好ましいとする考えかたがある。この旋律間の差異について音楽的な分析を行い、その結果を発表する。

4.「ドイツ語圏における浄瑠璃の受容」(田辺沙保里)
 西洋音楽の語法を文化土壌とする欧州、とりわけ、比較音楽学の起点であるドイツ語圏において、雅楽、声明、平家、能楽、三曲、尺八音楽、琵琶楽、浄瑠璃、歌舞伎、民俗音楽等の日本の伝統的な音楽種目が、「仲介者」の手により、どのように伝達されてきたのか。独語圏の文献等を収集、解読することで、日本音楽の受容や、民族音楽学としての学問的な成立過程における日本音楽研究の特徴を明らかにしたい。
 本発表では、アドルフ・フィッシャーの記述(1900年)と、素浄瑠璃に関するラジオ番組(2003年、バイエルン放送)について取り上げ、ドイツ語圏における浄瑠璃の受容について多角的に考察したい。

5.「複眼的視座に基づく民俗芸能音楽の採譜 -五線譜理論の解体と応用」(下田雄次)
 本研究は民俗芸能伝承者の視座に立脚しながら、五線譜理論を選択的・可変的に応用することにより、伝承者が彼らの実践のなかで共有している音楽観を譜面上に反映させる試みである。
このため本研究では調査者の視座と伝承者の視座を両立し、当該の音楽に対する両者の認識・把握のプロセスを対比させ、五線譜を構成する西洋音楽の諸概念を自覚的かつ批判的に検討したうえで、これらを選択的に応用しながら楽譜の作成を試みている。
 伝承者の視点を確保する方法として、発表者は自身が有する民俗芸能者としての活動経験(三匹獅子の笛方を約30年継続)を参与観察的な研究データとして活用した。

6.「篠笛補助具はお囃子復活の鍵となるか―鎌倉市大船囃子を事例に」(寺田真由美)
 民俗芸能、民俗音楽の調査をしている中で、笛奏者が不足しているという話を時々耳にする。旋律を担う笛の人材不足はその民俗芸能、民俗音楽の存続に直結する問題でもある。
 本発表では唯一の笛奏者が高齢で引退したためにお囃子全体が中断してしまったものの、篠笛補助具を使うことで新たな奏者が誕生しお囃子が復活しつつある事例を紹介し、篠笛補助具使用によるお囃子復活の可能性について検討する。

参加申込

  • ハイブリッド方式による準備の都合上、次のURLまたは下のQRコードよりお申し込みをお願いいたします。
    (※会員以外の方も歓迎いたします)

  • 参加申し込みフォーム https://forms.gle/L11tTGV43JVvTvoz9
    ※3月6日までに対面での参加を申し込まれた方は、公園通行証のPDFファイルをメールでお送りいたします。
  • プリントアウトして公園入り口でご提示ください。(通行証をお持ちでない場合は、入園料260円が必要となります)
    ※オンライン参加を申し込まれた方は、開催3日前を目途に接続URLをメールでお送りいたします。

参加費

無料

会場案内

  • 国立民族学博物館 第3セミナー室(本館正面入り口から入り、2階に上がってください)
  • 国立民族学博物館へのアクセスは以下の通りです。
    ・大阪モノレール「万博記念公園駅」から徒歩。
    ・阪急京都線「茨木市駅」もしくはJR京都線「茨木駅」から近鉄バス《阪大病院、美穂が丘行き》24・25系統「日本庭園前」から徒歩。
    ・タクシー利用の場合は万博記念公園日本庭園前駐車場「日本庭園前ゲート」で降車。
  • 詳しくはみんぱくウェブサイト(https://www.minpaku.ac.jp/information/access)を参照ください。

問い合わせ先

  • 日本民俗音楽学会 調査・研究委員長 北見 真智子
    E-mail:m.kitami[at]daion.ac.jp ※送信の際は[at]を@に変えてください

第36回東京大会のご案内(第二次案内)

ご挨拶

 東京音楽大学の池袋キャンパスは、池袋駅東口から歩いて15分ほどの住宅地にあり、すぐ側には雑司が谷・鬼子母神堂があります。同じ池袋から西へ電車でひと駅行った東京都豊島区長崎に、三匹獅子舞が伝わっています。今大会で長崎獅子舞に注目するのは、若い世代が積極的に伝承に関わっているからです。
 若者が獅子舞をリードするようになったのは、何年も前からの積み重ねがありました。長崎獅子舞の地元の小学校では、学年に応じてさまざまな獅子舞との関わり方が恒例となっています。そして、学校を終えたあとの区立施設での自由な獅子舞体験があり、夜には大人も加わった保存会の練習活動に参加する中高生もいます。
 このような体制はどのように出来上がったのでしょうか。今回の大会は、民俗芸能伝承と学校教育の関わりについて、長年の研究を積み重ねてこられた伊野義博会員による基調講演を踏まえ、シンポジウムでは、長崎獅子舞を伝承し育ててきた保存会や教育委員会の関係者から、具体的な苦労についての話を伺い、学校教育と社会教育が連携することで獅子舞の地域環境を作り上げてきた、その経験を学びたいと思います。
 東京音楽大学は、私学としては日本最初の音楽学校でもありますが、近年は大学院に「多文化音楽研究領域」を設置し、来春からは学部でも日本やアジア音楽の研究を学ぶことのできる専攻を開設することになっています。この機会に、地域の民俗芸能と関わりながら学生を育てる新しい音楽大学としての試みについて、共に考えていただければ幸甚です。(大会実行委員長 金城 厚)

日時

2023年12月9日(土)・10日(日)

会場

東京音楽大学 池袋キャンパスA館
(〒171-0022 東京都豊島区南池袋3丁目4番5号)
※本大会は、現地会場である東京音楽大学とZoomによる配信を併用したハイブリッド形式にて開催いたします。ただし、昨年と異なり、「民俗芸能公演」「交流会」のWEB配信はいたしません。会員の皆様におかれましては、開催に向けてどうかご理解ならびにご協力をお願い申し上げます。

主催

日本民俗音楽学会

大会スケジュール

諸般の事情により、大会第1日目の開会時刻を13:00から【13:30】へととさせていただきます。
プログラムは順次時間を後ろ倒ししますが、終了時刻は事前にお知らせした18:30となるようにいたします。
ご参加予定のみなさまにはご迷惑をおかけすることとなりお詫び申し上げます。

[第1日]12月09日(土)
受付開始   12:30〜
開会挨拶   13:00〜←こちらを13:30に変更
基調講演   13:15〜14:00
シンポジウム 14:10〜16:00
総会     16:10〜17:20
交流会    17:30〜18:30

[第2日]12月10日(日)
受付開始   9:30〜
研究発表   9:30〜12:20 
昼食     12:20〜13:40
民俗芸能公演 13:40〜15:30
閉会挨拶   15:30〜15:45

内容

大会テーマ

「学校教育・社会教育と民俗芸能」

基調講演

「民俗芸能と学校・社会〜多様な場・モノ・コトをつなげる」
伊野義博

シンポジウム

「学校教育・社会教育と民俗芸能」
シンポジスト :喜多山哲延 長崎獅子連会長・非会員
        伊藤暢直 豊島区教育委員会文化財係・非会員
        馮陳玥兒「ジャンプながさきの活動」
コメンテーター:加藤富美子
司     会:金城厚

民俗芸能公演

「豊島区長崎獅子舞」(長崎獅子連)

研究発表

交流会

大会費など

参加申し込みについて

  • 会員の方は二次案内に同封の葉書からもお申し込みいただけます。
  • 大会に参加される方は、下記の申込フォームにご回答ください。

    大会申込フォーム及びQRコード
  • 大会参加と欠席される場合の総会委任状を兼ねていますため、出欠にかかわらず必ずご投函もしくはご提出くださいますようお願い申し上げます。
  • 参加申し込みの締切は11月18日(土)必着です。
    -「ZOOM配信」でご参加の方は、開催3日前を目途に接続URLをメールでお送り申し上げます。
  • 大会プログラム、総会資料、関連配布資料については、印刷したものを事前にお送りいたします。

大会参加費

  • 会員(11/27までの事前振込):3,500円
  • 会員(当日):4,000円
  • 一般:4,000円
  • 学部生(各日):1,000円
  • 第2日目昼食(事前申込):1,000円


※払込についてのご注意
・上記の費用以外(年会費等)を払い込まないでください。(年会費払込の口座とは別です)
・事前振込期間(11/27まで)を過ぎてお支払いされる場合、まず会計担当にご連絡ください。
会計担当:小出英樹 perseids1991@gmail.com

その他

  • 実行委員会では宿泊の斡旋はしません。各自でご予約ください。

問い合わせ先

  • 大会実行副委員長(伊野義博)
  • inoinoino@muc.biglobe.ne.jp
  • 大会事務局長(馮陳玥兒)
  • tsukiko0722@gmail.com

会場案内

  • [◎東京音楽大学 池袋キャンパス]

第36回東京大会のご案内

ご挨拶

東京という大都会の真ん中、池袋駅から電車でひと駅の町に、三匹獅子舞が伝わっています。その獅子を演じているのは何と女子中学生、教えているのは二十歳代の青年です。笛で囃しているのは五十歳代の中年男女。少年、青年、中年のタッグが見事です。

民俗芸能を若い世代に継承していくためには、子供の頃から歌や囃子が聞こえている環境が作れるかどうかにかかっていると思いますが、現代は、そうした古来の共同体環境が機能しにくくなっています。どのようにすれば民俗芸能の継承が可能でしょうか。今回の大会テーマ「学教教育・社会教育と民俗芸能」は、現代の制度化された教育の場で、民俗芸能の継承の活動が機能するためには何が課題か、ともに考えます。

実演紹介では、その具体的事例として、東京都豊島区長崎に伝わる「長崎獅子舞」を取り上げます。長崎獅子舞の地元の小学校では、学年に応じてさまざまな獅子舞との関わり方が組み立てられ、長年の恒例となっています。児童全員によるささやかな獅子舞体験は、学校を終えたあとの区立施設での自由な体験を経て、学校の校舎を借用した保存会の練習活動へとつながっています。

会場校の東京音楽大学(池袋校舎)は、池袋駅から15分ほど、地下鉄雑司が谷駅から5、6分の静かな住宅地にあります。また、中目黒にも主要なキャンパスが開設されています。大学院に「多文化音楽研究領域」があり、日本の音楽やアジア各地の民族楽器を専攻する学生、とりわけ留学生が多いことが特徴です。付属民族音楽研究所では、さまざまな民族楽器の社会人講座を開設しているほか、民俗芸能を対象としたアートマネジメント人材育成事業にも取り組んでいます。この機会に、新しい音楽大学の在り方と地域への役割も感じていただきたいと思っております。
(大会実行委員長 金城 厚)

日時

2023年12月9日(土)・10日(日)

会場

東京音楽大学 池袋キャンパス

主催

日本民俗音楽学会

内容

大会テーマ

「学校教育・社会教育と民俗芸能」

研究発表の申込みについて

締切:8月22日(火)必着(以下の①から⑤を明記の上、E-mailまたは郵送にて)
①氏名 ②連絡先 ③発表タイトル ④要旨(200字程度) ⑤使用機器
・発表時間は、30分(発表、質疑を含む)
・9月上旬に開催予定の大会実行委員会及び運営理事会にて審査あり
申し込み先:磯田 三津子
E-mailの場合:isoda@mail.saitama-u.ac.jp
郵送の場合:〒338-8570 さいたま市桜区下大久保255 埼玉大学 教育学部 磯田三津子研究室 気付
※返信等がない場合は、お手数ですが再度ご連絡下さい。

大会費など

後日ご案内

問い合わせ先

大会実行副委員長:伊野義博 
E-mail:inoinoino@muc.biglobe.ne.jp
大会事務局長:馮陳玥兒(フウチンツキコ) 
E-mail:tsukiko0722@gmail.com

会場案内

  • [◎東京音楽大学 池袋キャンパス]

第35回鎌倉大会のご案内(第二次案内)

ご挨拶

 鶴岡八幡宮は鎌倉幕府滅亡後も武士の守り神として各地に祀られてきました。室町時代には関東管領が、また江戸時代には幕府の直轄地として代官所が置かれましたが、都市としてはさびれていました。再び鎌倉が活気を取り戻すのは明治22年横須賀線が、また同35年に通称江ノ電の敷設を契機に、東京との距離が短縮され、気候風土に恵まれた別荘地として急速に発展してからです。特に第二次大戦後に一般住宅向けの宅地造成が進み、宅地化から古都を守るために昭和44年に奈良・京都と共に古都保存法を成立させています。これには、鎌倉を愛して居を構えた多くの文人・学者・芸術家ら文化人の協力がありました。鎌倉の住人は鶴岡八幡宮をはじめ多くの寺社で行われている儀式や行事を良く理解し、行事に参加しながら歴史を振り返りつつ自己の生活を楽しんでおります。
 今大会の第1日目は小島美子先生の特別講演に続き、シンポジウムにつながります。シンポジウムでは、鎌倉時代から現代まで継承されている雅楽・木遣・湯立神楽(職掌神楽)を取り上げます。当時は寺社の法会などの後に楽舞を行う習慣があり、京からの楽師の指導により鶴岡楽所が成立します。鶴岡楽所は後に奈良・京都の楽所と共に紅葉山楽所へつながります。その流れを汲む「境川楽所」をお招きして雅楽の公演をしていただきます。引き続き横浜市金沢区の瀬戸神社宮司をお迎えします。瀬戸神社は源頼朝が鎌倉の背後の防衛地として三島明神を勧請した由緒ある神社です。國學院大學で教鞭を取っておられた佐野和史宮司から、湯立に至る神楽の舞・採物・楽の歴史の中での変化について伺い、また相模一宮寒川神社から藤沢白旗神社に来られた鈴木大次宮司による実演を通して探ってみたいと思います。2日目は研究発表に充てられていますので奮ってご参加ください。(大会実行委員長 城所 惠子)

日時

2022年12月3日(土)・4日(日)

会場

鎌倉女子大学 大船キャンパス 図書館棟 視聴覚ホール・教室等2-B教室
(〒247-8512 神奈川県鎌倉市大船6丁目1番3号)
※本大会は、現地会場である鎌倉女子大学と「WEB配信」を併用したハイブリッド形式にて開催いたします。今後の感染拡大状況によっては変更の生じる可能性がございますので、あらかじめご了承ください。通信環境が許せば、オンラインでのご参加をお勧め申し上げます。会員の皆様におかれましては、開催に向けてどうかご理解ならびにご協力をお願い申し上げます。

主催

日本民俗音楽学会

大会スケジュール


 

内容

大会テーマ

「鎌倉の音楽文化 -民俗音楽の視点から-」

特別講演

「まつりをする人々の思いと
  その地域の世界、歴史を考える」
小島美子(顧問)

シンポジウム

「鎌倉の音楽文化 -民俗音楽の視点から-」
シンポジスト:佐野 和史(横浜市金沢区瀬戸神社宮司、非会員)
  鈴木 大次(藤沢市白旗神社宮司、非会員)
  城所 惠子(神奈川県民俗芸能保存協会)
司 会:木内 靖

民俗芸能公演

「鎌倉と雅楽について」(解説:寺田真由美)
「雅楽(管絃)」(藤沢雅楽協会)

研究発表

交流会

大会費など

参加申し込みについて

  • 会員の方は二次案内に同封の葉書からもお申し込みいただけます。
  • 大会に参加される方は、下記の申込フォームにご回答ください。
  • 大会参加と欠席される場合の総会委任状を兼ねていますため、出欠にかかわらず必ずご投函もしくはご提出くださいますようお願い申し上げます。
  • 参加申し込みの締切は11月10日(木)必着です。
  • 現地会場における密や接触を避けるため、可能な限り事前参加申し込みをお願いいたします。
  • 「WEB配信」でご参加の方は、開催3日前を目途に接続URLをメールでお送り申し上げます。
  • 大会プログラム、総会資料、関連配布資料については、印刷したものを事前にお送りいたします。

大会参加費

  • 会員(11/18までの事前振込):4,000円
  • 会員(当日):4,500円
  • 一般1日:3,000円
  • 一般2日:5,000円
  • 学部生(各日):1,000円
  • 第2日目昼食(事前申込):1,080円

<ゆうちょ銀行からお振込みの場合> 
口座番号:00100-6-421759  加入者名:岡部 芳広
<ゆうちょ銀行以外の金融機関からお振込みの場合>
   銀行名:ゆうちょ銀行,店名:〇一九 店(ゼロイチキユウ店),店番:019
   預金種目:当座,口座番号:0421759,加入者名:岡部 芳広(オカベ ヨシヒロ)
※払込についてのご注意
・上記の費用以外(年会費等)を払い込まないでください。(年会費払込の口座とは別です)
・事前振込期間(11/18まで)を過ぎてお支払いされる場合、まず会計担当にご連絡ください。
会計担当:岡部芳広 y-okabe@star.sagami-wu.ac.jp 080-4056-4416

その他

  • 実行委員会では宿泊の斡旋はしません。各自でご予約ください。
  • 現地開催における新型コロナウイルス感染症感染対策として、次の点に留意して開催いたします。
  • ご来場にあたり、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。
     ☑全ての参加者、運営スタッフ、関係者へマスク着用を徹底。
     ☑講演会場での着席は、原則、前後左右 1 席ずつ間隔を空ける。
     ☑講演会場の換気徹底。
     ☑講演会場内のマイクなど不特定多数が接する備品の消毒。
     ☑手指消毒剤、検温機の設置。

問い合わせ先

  • 大会事務局長(田村にしき)
  • tamura@kamakura-u.ac.jp

会場案内

  • [◎鎌倉女子大学]

第35回鎌倉大会のご案内

ご挨拶

鎌倉の地名は観光地として広く知られています。特に東日本の皆様は義経伝説・民謡の冒頭に 〽鎌倉の…で謡い始める数多くの民謡を通して鎌倉を知っていました。1192(鎌倉幕府成立)を覚えた方もおられるでしょう。

鎌倉の地は三方を山に囲まれ、南に相模湾を望む防衛の地でした。源頼朝がこの地を選び、関東の野武士たちをまとめるために作られた鎌倉街道は、逆に鎌倉の文化を東日本に運ぶ道にもなりました。少年時代まで京都で育った頼朝は血気盛んな武士たちに教養を身に着けさせるために京に学ばせ、京都の文化を鎌倉に根付かせてきました。

その文化の発信地として石清水八幡宮を勧請して作られた鶴岡八幡宮は、仏教が主導の時代でしたから鶴岡八幡宮寺であり、京から下向してきた僧侶たちが司っていました。ここで特筆すべきは石清水八幡宮に倣って毎年行われる放生会に流鏑馬を取り入れたことです。そのほか宮中で行われている行事を取り入れるなど武家文化の基礎を築き上げました。

今回の大会テーマ「鎌倉の音楽文化」を元に、現代まで継承されている湯立の神楽(通称鎌倉神楽)を取り上げ、湯立に導く神事舞の舞と楽との関係を学びたいと考えています。

会場校の鎌倉女子大学は、鎌倉市の山の外に位置する大船にあり、鎌倉市に編入されるまでは横浜市の一部でした。それでも昭和の頃には鎌倉の仕事唄を聴いております。その後松竹映画の撮影所が出来るなど発展をとげて現在に至っています。鎌倉女子大学は保育・児童教育を専門としておられ、未来の子ども達を育てる教育が専門と聞いております。この機会に音楽教育専門の会員の方々には新しい学びに接していただきたいと思っております。(大会実行委員長 城所 惠子)

日時

2022年12月3日(土)・4日(日)

会場

鎌倉女子大学 大船キャンパス 図書館棟 視聴覚ホール

主催

日本民俗音楽学会

内容

大会テーマ

「鎌倉の音楽文化」

研究発表の申込みについて(締切延長しました!)

締切:9月6日(火)必着(以下の①から⑤を明記の上、E-mailまたは郵送にて)
①氏名 ②連絡先 ③発表タイトル ④要旨(200字程度) ⑤使用機器
・発表時間は、30分(発表、質疑を含む)
・9月上旬に開催予定の大会実行委員会及び運営理事会にて審査あり
申し込み先:河瀬 彰宏 E-mailの場合:kawase@dh.doshisha.ac.jp
郵送の場合:〒610-0394 京田辺市多々羅都谷1-3-MK706 河瀬彰宏宛
※返信等がない場合は、お手数ですが再度ご連絡下さい。

大会費・懇親会費など

後日ご案内

問い合わせ先

  • 大会事務局長(田村にしき)
  • tamura@kamakura-u.ac.jp

会場案内

  • [◎鎌倉女子大学]

第34回京都大会のご案内(第二次案内)

ご挨拶

 コロナ禍で一年延期となっていた日本民俗音楽学会京都大会が来る12月4日(土)、5日(日)同志社大学で開催されます。同大学今出川校地は緑の樹木に囲まれた御所の脇で平安京から江戸時代末までの古都の香りが残っています。
 京都は、盆地の市街域には祇園祭りや葵祭りなど著名な祭礼行事が伝承されていて、南部の奈良県境は古風な田遊び儀礼があり、北部の山地から丹波丹後方面にかけて中世風面影が残る風流の囃子や歌、踊りが登場する祭り行事が点在するなど民俗音楽伝承豊かな地です。その上当地では民俗的な歌や踊り(楽器演奏)の調査研究が活発に展開されて来ており、ことに風流の芸能について、周辺県の伝承との比較考察が積極的に展開され全国に先駆けての成果が挙げられています。
 もっとも当地においても経済社会的変貌の中これら貴重な無形文化遺産の持続継承は難しくなっており、少子高齢化人口動態の急変も深刻です。祇園祭り山鉾町住民が払底する中での人員調達のこと、子どもたちへの伝統の技の積極的継承など関係団体の苦労話が漏れ聞こえて来ます。
 本大会が、会員各位が京都での先進的な民俗音楽研究の成果や民俗音楽伝承の未来への継承実践経験に耳を傾け、夫々にとって有益な糧が得られますことを願い、今回の研究テーマを設定しました。
 <大会開催方式の変更>
過日配布の第一次案内後に下記記載のように具体的なプログラム内容が確定いたしました。ただしご承知のように新型コロナの感染状況の先行きが不透明の中、開催実施方法を「会場開催」(対面方式)と「WEB配信」(オンライン方式)の併用で行います。参加希望者各位におかれては都合のよい方法を選択いただいたうえで、多くの方々が申し込まれますことを希望いたします。(大会実行委員長 星野紘)

日時

令和3年12月4日(土)・5日(日)

会場

同志社大学 今出川校地(新町キャンパス)尋真館3階※第一次案内から変更しています
(〒602-0023 京都府京都市上京区新町通今出川上ル近衛殿表町159-1)

※本大会は、現地会場である同志社大学と「WEB配信」を併用したハイブリッド形式にて開催することにいたしました。今後の感染拡大状況によっては変更の生じる可能性がございますので、あらかじめご了承ください。通信環境が許せば、オンラインでのご参加をお勧め申し上げます。会員の皆様におかれましては、開催に向けてどうかご理解ならびにご協力をお願い申し上げます。

主催

日本民俗音楽学会

大会スケジュール

第1日目 12月4日(土)

12:30 – 受付開始
13:00 – 開会挨拶
13:15 – 基調講演
14:30 – シンポジウム
17:30 – 交流会

第2日目 12月5日(日)

9:00 – 受付開始
9:15 – 研究発表
11:45 – 総会
12:45 – 昼食
14:00 – 民俗芸能公演
15:30 – 閉会挨拶
☆大会スケジュールの時程・内容は、変更される場合があります.

内容

大会テーマ

「民俗音楽継承の未来-京都からつながる、京都につながる-」

基調講演

「祇園囃子の誕生-風流拍子物から山鉾の囃子へ」
講演:植木行宣(非会員)

シンポジウム

「民俗音楽継承の未来-京都からつながる、京都につながる」
コーディネーター:入江宣子
シンポジスト:福持昌之(京都市文化市民局文化財保護課、非会員)
増田 雄(三重県伊賀上野天神祭り囃子伝承者、非会員)
鈴木昌和(南観音山保存会囃子方会相談役、非会員)
梁島章子(時代まつり「室町洛中風俗列」再現担当)

交流会

研究発表

1.現地調査録音テープの公開方法-沖縄民謡データベースから(金城厚・久万田晋)
2.音楽教育における「伝統」観の再考にむけて -ブータンの「ヘリテージ・エデュケーション」カリキュラム共同開発からみえてきたこと(黒田清子・伊野義博・権藤敦子)
3.長崎「くんち」にみる「ぶらぶら節」の継承 -昭和初期に長崎の芸妓によって発売されたレコードのレパートリー(安原道子)
4.小歌「おかざき」の変遷(加藤いつみ)

民俗芸能公演

<第一部>京都こども六斎教室の活動について(解説:藤田加代)
<第二部>「中堂寺六斎念仏」(京都中堂寺六斎会)

大会費・懇親会費など

参加申し込みフォーム

  • 以下の申込フォームをクリックしていただくか、QRコードから申込フォームでお申込みください。
  • 大会参加と欠席される場合の総会委任状を兼ねていますため、出欠に関わらず必ずご提出ください。
  • 大会に参加される方は、下記の申込フォームはご回答ください(11/13追記)。
    こちら→申込フォーム

大会参加費

  • 会員(振込期限:11/19金曜日):3,500円
  • 会員(当日):4,000円
  • 一般1日:2,500円
  • 一般2日:5,000円
  • 学部生1日:1,000円
  • 学部生2日:2,000円

2日目昼食

1,000円 昼食の受付は終了しました。

その他

  • 実行委員会では宿泊の斡旋はしません。各自でご予約ください。
  • 現地開催における新型コロナウイルス感染症感染対策として、次の点に留意して開催いたします。
  • ご来場にあたり、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。
     ☑全ての参加者、運営スタッフ、関係者へマスク着用を徹底。
     ☑講演会場での着席は、原則、前後左右 1 席ずつ間隔を空ける。
     ☑講演会場の換気徹底。
     ☑講演会場内のマイクなど不特定多数が接する備品の消毒。
     ☑手指消毒剤、検温機の設置。
     ☑事前参加申し込みの推奨。
     ☑新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)のインストール推奨。

問い合わせ先

  • 大会事務局長(河瀬)
  • E-mail:kawase@dh.doshisha.ac.jp

会場案内

第34回京都大会のご案内

ご挨拶

コロナ禍で一年延期となっていた日本民俗音楽学会京都大会が来る12月4日(土)、5日(日)同志社大学で開催されます。同大学今出川校地は緑の樹木に囲まれた御所の脇で平安京から江戸時代末までの古都の香りが残っています。

京都は、盆地の市街域には祇園祭りや葵祭りなど著名な祭礼行事が伝承されていて、南部の奈良県境は古風な田遊び儀礼があり、北部の山地から丹波丹後方面にかけて中世風面影が残る風流の囃子や踊りが登場する祭り行事が点在するなど民俗音楽伝承豊かな地です。その上当地では民俗的な歌や踊り(楽器演奏)の調査研究が活発に展開されて来ており、ことに風流の芸能について、周辺府県の伝承との比較考察が積極的に展開され全国に先駆けての成果が挙げられています。

もっとも当地においても経済社会的変貌の中これら貴重な無形文化遺産の持続継承は難しくなっており、少子高齢化人口動態の急変も深刻です。祇園祭り山鉾町住民が払底する中での人員調達のこと、子どもたちへの伝統の技の積極的継承など関係団体の苦労話が漏れ聞こえて来ます。

本大会が、会員各位が京都での先進的な民俗音楽研究の成果や民俗音楽伝承の未来への継承実践経験に耳を傾け、夫々にとって有益な糧が得られますことを願い、今回の研究テーマを設定しました。(大会実行委員長 星野 紘)

日時

2021年12月4日(土)・5日(日)

会場

同志社大学今出川校地

主催

日本民俗音楽学会

内容

大会テーマ

「民俗音楽継承の未来―京都からつながる、京都につながる―」

大会費・懇親会費など

大会参加費

  • 会員(振込):3,500円
  • 会員(当日):4,000円
  • 一般1日:2,500円
  • 一般2日:5,000円
  • 学部生各日:1,000円

交流会費

後日ご案内

2日目昼食

1,000円

問い合わせ先

  • 大会事務局長(河瀬)
  • kawase@dh.doshisha.ac.jp

会場案内

第12回民俗音楽研究会のご報告

延期しておりました「第12回民俗音楽研究会」は、過日以下の通り開催いたしました。
ご協力いただきました関係者の皆様方に、心より感謝申し上げます。

日程

  • 2021年6月12日(土)

会場

  • 長崎歴史文化博物館(長崎奉行所跡地)
  • 〒850-0007 長崎市立山1丁目1番1号

内容

  • テーマ 『長崎の芸能・音楽 -潜伏キリシタンの音楽,明清楽-』
  • 基調講演(山野誠之氏,小泉優莉菜氏,水嶋英治氏)
  • ディスカッション
  • 公演 中尾獅子浮立(伝統文化ポーラ賞受賞団体の映像配信)

主催

  • 日本民俗音楽学会

共催

  • 長崎歴史文化博物館

協力

  • 公益財団法人 ポーラ伝統文化振興財団

公開座談会「民俗音楽と新型コロナウイルス」開催のご案内

公開座談会「民俗音楽と新型コロナウイルス」

日本民俗音楽学会機関誌編集委員会では「民俗音楽と新型コロナウイルス」をテーマに、コロナ禍中の民俗芸能等について「公開座談会」を開催します。突然の思いもよらぬ感染症による、日常の生活のさまざまな困難や不条理、不安の中で活動を制限される民俗芸能の現状の報告、また繰り返される疫病の歴史や、戦争や震災等の苦境に立たされた民俗芸能の歴史という視点、未来に向けての提案など、参加者の皆様の声も交えて討論します。

日時

2021年3月27日(土)13時~16時(予定)
※本座談会はオンライン開催(zoom)となります。
※ご興味のある方はどなたでもご参加いただけます。
※事前に参加をお申込みください(zoom詳細は申し込み者に直接お知らせします)

主催

日本民俗音楽学会機関誌編集委員会

登壇者

星野紘(本学会会長)
入江宣子(本学会会員)
小岩秀太郎(公益社団法人全日本郷土芸能協会理事 事務局次長)

プログラム

疫病と音楽①「疫神送りの音楽の特性」移動の音楽・あんば囃子・・・入江宣子
疫病と音楽②「疫神送りの疱瘡踊り・獅子舞」・・・星野紘
コロナ禍の現状報告・・・小岩秀太郎、ほか
(休憩)
総合討論・・・登壇者、zoom参加者

参加申し込み・お問い合わせ先

【参加申し込み】締め切り:3月26日(金)

1.氏名
2.Emailアドレス
3.当日連絡先(携帯電話等)
4.所属団体
5.申し込み理由
6.テーマに関する現状報告・ご提言等(これのみ3月21日(日)締め切り)

申込み・ご意見等お問い合わせ先

日本民俗音楽学会機関誌編集委員会
minzoku_kikanshi[at]googlegroups.com (* [at] を @ に換えてお送り下さい。)